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2024年12月11日水曜日

国会ニュース vol. 29/2024年12月1日号が完成しました。

国会ニュース vol. 29/2024年12月1日号が完成しました。今回は、たくさんの、初めて国会議員に当選したみなさまに、上関に湧いている使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画について理解を深めていただけるよう、「上関原発止めよう!広島ネットワーク」の溝田一成さんに記事を書いていただきました。また、2009年の発足時からわたしたちの一員だった原子力資料情報室の伴英幸さんを悼むとともに、東京都三鷹市で開催された「みたかエコマルシェ」に出展させていただいた時のことを記事にしました。
このニュースレターは国会議員の皆様へのロビイングを行うために作成したのが始まりで、そのため「国会ニュース」という名前がついていますが、どなたにもダウンロードいただき、お読みいただけます。pdf は https://drive.google.com/file/d/1xmEkXI5afBZYOUAaBSbYlR-oQF7O0JIO/view からダウンロードいただけますので、ご利用くださいませ。下に、やや読みにくいものとなっていますが、イメージファイルを掲げます。

山口県上関町に、使用済み核燃料中間貯蔵施設を中国電力が計画 上関原発止めよう!広島ネットワーク   溝田 一成 使用済み核燃料中間貯蔵施設(以後「中間貯蔵施設」)建設計画が持ち上がるまでの動き 1982 年浮上の山口県上関原発計画は、3.11 福島原発事故を受けて、当時の山口県知事が公有水面埋め立て免 許の延長を認めないと表明したことなどにより埋め立て工事が中断し、政府も「原発の新設を想定していない」 としたため、前に進んでいません。 上関町の人口は 2190 人、この 42 年間で 3 分の 1 に減少し、少子高齢化になっています。原発交付金は約 8200 万円までに減少していました。上関町では、町おこしの方策を模索して、上関町議会が 2019 年に東海村の 乾式貯蔵施設、2021 年にはむつ市の中間貯蔵施設、2022 年には東海村の中間貯蔵施設を視察しています。 降ってわいた関西電力との共同の中間貯蔵施設の建設 2023 年 8 月 2 日、中国電力の幹部が上関町を訪れ、町長に中間貯 蔵施設の建設に向けた調査を申し入れました。役場前には多くの人が 詰めかけて抗議をしました。 8 月 18 日、臨時議会を開き西町長が報告説明をして、議員の意見 を聞き流し議会決議もせずに、中国電力に「調査受入れ」のファック スを送りました。この中間貯蔵施設の誘致の背景にあるのは、何らか の交付金が入るという期待です。また、山口県内の「上関原発建設計 画に反対する 2 市 4 町議会議員連盟」が、8 月 14 日から随時、上関 町を含め 2 市 4 町(上関原発 30km圏内)の「上関町・平生町・田 布施町・光市・柳井市・周防大島町」首長に対して、中間貯蔵施設建 設計画に反対の申入れをしました。8 月 25 日には、広島県内の「上 関原発止めよう!広島ネットワーク」など 6 団体が連名で、中国電力 に「上関への中間貯蔵施設撤回申入れ」をして回答を求めましたが、 明確な回答はありませんでした。 10 月 22 日、中国新聞が山口県内の 19 自治体首長に対し賛否のアンケートをした結果、「賛成」は上関町のみ で、その理由は「自治体の財政が安定する」「施設の安全性が一定に担保されている」「経済波及効果がある」と いうものでした。「どちらかというと反対」は岩国市のみで、「農水産業や観光、移住への影響を懸念」「電力会社 の説明が不足」「国の説明が不足」を理由にあげていますが、他の自治体の回答は「どちらでもない」「分からな い」でした。 使用済み核燃料中間貯蔵施設のボーリング調査 中間貯蔵施設は、160ha の上関原発の取得予定地内の原発建設予定敷地 51ha(埋立部分 14ha を含む)を除 く、109ha(反対派の土地を除く場所)の土地への建設が予想され、関西電力の 2000 トン以上の使用済み核燃 料の貯蔵が想定されていますが、中国電力は詳細をいまだ公表していません。 中国電力は、立地の可能性を探るためのボーリング調査を今年 2024 年 4 月 23 日から開始しました。工事用の モノレールの通路の占有許可の場所は届け出書でわかりましたが、詳細な調査場所は公表されていません。11 月 14 日に 11 箇所を掘削し終え、今後半年ぐらいかけて分析を実施し立地可能性を発表する予定のようです。 私たちは、中間貯蔵施設もいらない、上関原発計画反対として運動を続けていきます。伴英幸さんを偲ぶ 2024 年 6 月 10 日、原子力資料情報室共同代表の伴英幸さんが逝去、11 月 17 日に東京・日暮里で偲ぶ会が行われました。伴さんは 1990 年から原子力資料情 報室のスタッフに、1998 年から共同代表を務め、日本の脱原発運動を支え、国 内外に情報を発信してきました。また 2009 年からは上関どうするネットのメン バーとしても中心的な役割を担ってきました。 2011 年 3 月 11 日の東京電力福島第一原発事故の際は、連日メディアに出演 し、事故の情報を正確に伝え続けました。また、政府の国会エネルギー調査会有 識者チームや、経済産業省 総合資源エネルギー調査会、原子力委員会の委員も 務めました。政府の委員会などでは、原子力推進の委員が多数でしたが、伴さんは科学的知見から原子力に反対 する意見を述べたとのことでした。 偲ぶ会では伴さんと縁のあった各界の皆さんが日本全国から、また海外からも参加され、伴さんとの思い出や エピソードが披露されましたが、伴さんの気さくで温かいお人柄に皆さん、信頼と敬愛の気持ちを寄せていまし た。また、伴さんは全国各地に何度も足を運んで、自分の目と耳で確かめ、人とのつながりをとても大事にする 人だということも多くの方がおっしゃっていました。 原子力資料情報室は脱原発の社会をめざしています。しかし、意見の違う人たちとの対話を閉ざしてはいけな い、対立をあおるのではなく、より良い道を探っていくことが大事だといつも伴さんは口にしていたそうです。 当日は、伴さんが長年率いてこられた脱原発運動の足跡をたどり、皆で原発のない社会の実現に向けて歩んでい きましょう、という気持ちが充ち溢れた偲ぶ会でした。 みたかエコマルシェに初出展 11 月 10 日、みたかエコマルシェに、上関どうするネットが初めてブースを出し、びわ茶や桜塩などの祝島の 地域物産をならべ、あたらしく改訂したリーフレットなどを配布しました。 みたかエコマルシェは、三鷹駅南口商店街の歩行者天国を借り切っての、市民と商店街の稀有なコラボイベン ト。商店が軒を並べる生活道路の両側に、主催市民電力団体のみたか市民協同発電や、太陽光発電所ネットワー ク、こだいらソーラーなどの環境市民団体のほか、自然食の食材やお酒のお店、有機野菜の八百屋、クラフトシ ョップやリサイクルショップなど、20 ほどのテントが並び、道ゆく人たちに向けて口々に、ユニークにアピール をしていました。 ここ歩行者天国では、毎月クラフトショップマルシェが開催されており、 環境に思いを寄せる団体がそこに参加するうち、独立して環境マルシェとし て、年に一度秋に開催するようになったものです。お客さんは三鷹駅を利用 する地域の人たち。ホコ天でのびのびと歩きながら、ブースをのぞいたり、 子ども連れでクイズラリーに参加して景品をゲットしたりと、地域の人たち にもマルシェの楽しさが浸透しているよう。都心の大がかりな環境イベント とちがい、地域密着型のエコマルシェでは、立ち寄る地域の皆さんに、上関 原発計画や近年浮上している使用済み核燃料中間貯蔵施設の問題を聞いていただくことができました。 さて、どうするネットのクイズラリーの問題は、上関町の海に浮遊するスナメリは、①クジラのなかまか ②イ ルカのなかまかというもの。皆さんはどちらと答えますか。

2024年5月27日月曜日

「使用済み核燃料中間貯蔵施設に関して専門家を含めた有識者会議の設置を求める陳情」を提出しました。

 「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)は、2024月5月18日付で、上関町議会議長に宛てて

「使用済み核燃料中間貯蔵施設に関して
専門家を含めた有識者会議の設置を求める陳情」

提出し、受理されました。本文の PDF版は
https://drive.google.com/file/d/1eWbn6J7d7wqU7Ps-SE2RFiYHmyvJunwn/view
よりダウンロードいただけます。画像ファイルにしたものを添付します。全7ページです。

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2024 年 5 月 18 日 上関町議会 議長   岩木 和美 様 所在地   東京都中野区中央2-48-4   小倉ビル 1 階 NPO 法人  原子力資料情報室内 名   称   「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~」 (略称:上関どうするネット) 連絡先 伴 英幸 使用済み核燃料中間貯蔵施設に関して 専門家を含めた有識者会議の設置を求める 陳情 1.     陳情の要旨 中国電力と関西電力によって使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設立地調査が上関町内にて進められておりますが、使用済み核燃料中間貯蔵施設は大量の放射性物質が一カ所に集められるため「地震の危険性」「津波の危険 性」「火山の危険性」「火災の危険性」「航空機・ミサイル落下の危険性」「避難困難の危険性」等、多くのリスクが懸念される施設です。そのため、 1)上関町での中間貯蔵施設建設の妥当性を検討するための特別委員会を議会内に設置して、外部の専門家による反対の声を聴く機会を作ってください。 2)上関町に中間貯蔵施設に関する有識者会議を設置して総合的に検討するように町長に求めてください。 2.   陳情の理由 ■地震・津波について 本年元日に能登半島で起こった地震による甚大な被害は今も続いており、自然災害の恐ろしさを改めて思い知ることとなりました。 使用済み核燃料を中間貯蔵施設で保管するとすれば、その保管期限の50年後よりも前に上関町が地震に襲われる可能性が考えられます。 ●多数の活断層 文部科学省と気象庁は「過去に繰り返し地震を起こし、将来も地震を起こすと考えられている断層を『活断層』と言います。日本の周辺には約2,000もの活断層があり、それ以外にもまだ見つかっていない活断層が多数あると言われています」と説明しています。 https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/katsudansou/katsudansou_kinki.pdf

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●地震はいつ起きるかも 今回の能登半島の地震は、「3000~4000年間、眠っていた活断層が動いた」と言われております。 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/931800 このことは、山口県においても巨大地震がいつ起こるかわからないと想起させます。 ●南海トラフ巨大地震の被害は上関町でも起こりうる 南海トラフで発生する地震は、貴町の「地震・津波から身を守るために」情報で「上関町の最大震度は6弱が想定されます」と警告されています。 https://www.town.kaminoseki.lg.jp/wp-content/uploads/2016/09/tunami_ura.pdf 地震調査研究推進本部(本部長 文部科学大臣)は、「南海トラフでは約100~200年の間隔で蓄積されたひずみを解放する大地震が発生しており、近年では、昭和東南海地震(1944 年)、昭和南海地震(1946年)がこれに当たります。昭和東南海地震及び昭和南海地震が起きてから70年近くが経過しており、南海トラフにおける次の大地震発生の可能性が高まってきています」と説明しています。 ■避難について 志賀原発は、能登半島西側の石川県志賀町に建てられている2基の原発です。今回の地震で、原発事故があった際の「基本的な避難ルート」とされている金沢と能登半島を結ぶ自動車専用道「のと里山海道」が複数カ所で陥没し、一時全面通行止めになった とのことです。 避難計画の実効性があらためて問われる深刻な事態となっています。 伊藤環境相は、地震による道路寸断は原発事故避難時の「 検討課題」と語っているそうで す。 検討し解決済みの事柄ではなく「今後」検討を行う事柄だとは、とても地元住民に言 えることではありません。 長島と本土とは、上関大橋で一本でつながっているだけです。この橋や橋につながる道路 が通れなくなったら、避難できません。地震と津波に襲われた港から船を出して避難する こともできません。 しかも、中電の中間貯蔵施設に関する調査には、「住民が避難するルートが確保できる候 補地か否か」含まれていないと思われます。 ●能登半島地震・志賀原発 避難ルート「のと里山海道」は一時全面通行止め 避難計画は“絵空事"だった(AERA 2024.1.7) https://dot.asahi.com/articles/-/210705?page=1 原発事故があった際の「基本的な避難ルート」とされていた、金沢と能登半島を結ぶ自動 車専用道「のと里山海道」は複数カ所で陥没が確認され、一時、全面通行止めになった。 他の道路も寸断され、孤立した集落も数多く残されている

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●避難ルート 半島の地形が制約  (朝日新聞  2024.1.11) 志賀原発から10キロ余り。家屋の被害が残る山間部に住む60代男性は「地震対応に精いっぱい。これに原発災害が重なったら……」と不安を隠さない。志賀町の稲岡健太郎町長は9日、「改めて地震列島の中の原子力だとわかった。安全性をしっかり確認してもらいたい」と述べた。 ●地震による道路寸断、原発事故避難時の「 検討課題」  伊藤環境相(朝日新聞2024.1.9) https://digital.asahi.com/articles/ASS194SM8S19ULBH011.html 能登半島地震で各地の道路が寸断されたことについて、原子力防災を担う伊藤信太郎環境相は9日の閣議後会見で、原子力発電所事故時の避難対応での「検討課題としたい」と述べた。今回の地震では北陸電力の志賀原発(停止中)がある石川県志賀町周辺でも通行止めが起きた。全国の原発立地自治体などがつくる避難対応をまとめた地域防災計画で検証を促すべきか検討するという。 伊藤氏は、まだ地震の影響をすべて把握できているわけではないとし、検討課題を「今の時点でどの点と明確に申し上げることは困難」だと説明。避難ルートに影響がでかねない道路の寸断の想定などは「検討材料だと思う」とした。また、今回揺れた地域には、昨年末に事実上の運転禁止命令が解除され、地元同意に焦点が移っている東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)もある。今回の地震を踏まえた避難のあり 方について、事故時の避難計画をまとめている内閣府の地域原子力防災協議会の作業部会で「今回の地震のことも含めて、緊急時の検討を進めていきたい」と述べた。 ●中電の調査では避難の適格性は評価対象ではない 中国電力は、2023年8月2日付の「上関地点における使用済燃料中間貯蔵施設の設置に係る調査・検討について」との文書で、調査・検討の目的を「使用済燃料中間貯蔵施設の立地が可能かどうかを確認するとともに、具体的な計画の検討に必要なデータを取得する」としています。 https://www.energia.co.jp/ir/kaiji/pdf/kaiji_20230802.pdf この目的には中間貯蔵施設の予定地が地元住民にとって確実に避難できるところかどうかの観点は入っていないと思われます。 あくまでも中電にとって都合がいいかどうかを調査・検討するだけで、地元住民のことは視野にないと思わざるを得ません。 ■中間貯蔵施設に係るリスクについて 原子力規制委員会や青森県が青森県むつ市に建設されている使用済み核燃料中間貯蔵施設の安全性について、検討を行っています。 この二機関の検討に住民の未来を託すことができるとは思われませんが、中間貯蔵施設は単なる倉庫ではなく様々なリスクがあるため、現在立地調査中の上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設についても、少なくともこれらの検査項目についての検討が厳密にな

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されるべきだと思われます。 大きな地震で施設を損傷を負い、施設につながる港湾や道路が使えなくなった時、予め用 意された対策が実施できない、そもそも人員が確保できない可能性もあります。 更に自然災害や事故時の住民避難計画についても、具体的な検討がなされるべきと考えます。 ●青森県の安全性チェック・検討会の内容 青森県むつ市に建設されている使用済み核燃料中間貯蔵施設については、青森県が2005年に「使用済燃料中間貯蔵施設に係る安全性チェック・検討会」を設置しました。 その検討会の報告書「使用済燃料中間貯蔵施設に係る安全性について」の目次には、検討項目が次のように記載されています。「放射性物質の閉じ込め対策」「放射線しゃへい対策」「臨界防止対策」「除熱対策」「火災・ 爆発防止対策」「地震対策」「飛来物対策」「放射線管理」「平常時及び事故時評価」「 使用済燃料の輸送安全対策について」「 品質保証体制について」 https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/energy/g-richi/files/20050315_SF-CheckResult- Summary.pdf ●原子力規制委員会のリサイクル燃料貯蔵株式会社(使用済燃料貯蔵施設)関連審査会合 のやり取り(順不同) https://www.nra.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tekigousei/nuclear_facilities/S TO/committee/index.html 「地震」「津波」「火山」「地盤・地質」「キャスクの健全性」「キャスクの遮蔽機能」「外部電源の喪失」「航空機やミサイルの落下」「火災事故」「竜巻」「建屋の健全性」等について、 原子力規制委員会、原子力規制庁、研究者、事業者とでやり取りがなされています。 ■永久貯蔵にならないか 使用済み核燃料は青森県六ヶ所村にある再処理工場で全量再処理されることになってい ます。 しかしながら、その再処理工場は1993年に建設を開始したものの、30年後の今現在も竣工に至っておりません。 また、敷地内の一角にある使用済み燃料プールは、全国の原発から搬入された使用済み燃料約2900トンで埋まり、容量の99%に達しています。そのため上関町に使用済み核燃料の中間貯蔵施設ができて搬入された後の搬出先がない状態です。永久貯蔵になる可能性すらあります。 ●岩国市の福田良彦市長は、「国の核燃料サイクル政策が機能していない現状を踏まえると、中間貯蔵とはならぬ永久保存となる可能性も排除できない」と中国新聞のアンケート

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に対して回答しています。(中国新聞2023.10.21) https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/375934 ■山口県内自治体首長等の発言から察せられる地域からの孤立リスクについて 中国新聞の自治体首長へのアンケートでは、上関町の西町長以外に使用済み核燃料中間貯蔵施設の上関町への建設に賛成する首長は、西町長だけでした。この間山口県内の自治体首長や山口県知事から中間貯蔵施設がもたらす事態について憂慮する発言が続いております。 上関町が山口県域から孤立してしまうリスクが、強く危惧されます。 ●山口県自治体の首長のこの間の主な発言 原発計画に反対して上関町を含む周辺2市4町の自治体議員らで作る議員連盟は、上関町だけが決める問題ではない、周辺自治体の意見も聞くべきだとして、それぞれの市町へ申し入れを実施し、また、それぞれの市町議会で質問を行った。以下、市町の反応をまとめ た(同議員連盟の代表中川隆志氏の報告より)。 岩国市長:岩国市も含め地域住民の理解促進がないままに色々な手続きが進んでいくことが大きな不安を生んでいると思っている。柳井市長:上関町長には慎重さを求めた、国や電力事業者に説明を求めて徹底的な議論をしたい。 光市長:住民の声に耳を傾け安全安心の確保を念頭に注意深く見守る、これまで通り原子力施設に反対していく。田布施町長:イメージが低下し移住定住が進まなくなる。現時点でメリットはない、国や中国電力からも具体的な説明がなく、近隣市町の首長は対応に苦慮している、安全性の議論が尽くされた上で地域活性化策が示されるべきであり順序が逆で非常に残念だ。平生町長:将来にわたり町づくりに大きな影響があると危惧する、周辺自治体や住民にとっても深刻な問題で、子育てや移住定住・教育の施策に影響は避けられない。周防大島町長:パブリックコメントやアンケートなどで広く意見を集め、町の意思としての形につなげたい。 これらの不安に対して西上関町長は国や中国電力が説明すべきだ、とコメントしている。 ●中国新聞が10月に実施した山口県19自治体首長アンケート 中国電力が原発から出る使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設を山口県上関町で検討していることを巡り、山口県内の全19市町トップに賛否を尋ねたところ、「どちらでもない」「分からない」が9割を占め、「賛成」は上関町だけだった。「どちらかというと反対」は岩国市のみで「農水産業や観光、移住への影響を懸念」「電 力会社の説明が不足」「国の説明が不足」を理由に選んだ。 「どちらかというと賛成」「反対」とした市町はなかった。 (中国新聞  2023.10.22) https://news.yahoo.co.jp/articles/a6595964738bd1c36ea50c5b27a78af96f97a4bb

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●山口県知事のこの間の主な発言 ・(原発)本体施設がありながら、別の(原発から持ち込まれた)使用済み核燃料が同じエリアに存在する場所は、日本中どこにもない。負担として非常に過大。 ・2001年に当時の二井関成知事が上関原発の建設計画に条件付きで同意した際、国に出した意見で「使用済燃料の貯蔵・管理について、発電所内での新たな貯蔵施設にたよらないで済むよう、また、発電所内での貯蔵管理が長期にわたらないよう、適切な対策を講じること」を求めた。この知事意見は今でも維持されており、そうした立場に立つべきものと思っている。(朝日新聞2023.12.27) ・22年前、上関原発の建設計画をめぐって、当時の知事が国に示した、使用済み核燃料を新たな施設で長期にわたって保管することは望ましくないとした「知事意見」の基本的な考え方を踏襲する。 ・原発本体と中間貯蔵施設が同時に同じエリアに存在することは過大な負担。今後、中国電力に確認が必要な大きな論点になる。(NHK 2023.12.26) https://www3.nhk.or.jp/1news/yamaguchi/20231226/4060019027.html ・上関原発がありながら、別に中間貯蔵施設のように他のところの使用済み核燃料を受 け入れる施設は全国にない。これは大きな負担。中電が具体的な計画を出した段階で中電に考え方を確認しなければいけない大きな論点だ。 ・上関原発を巡って2001年に当時の二井関成知事が建設計画に同意を表明した際、使用済み核燃料の貯蔵・管理を発電所内での新たな貯蔵施設に頼らず、長期にわたらない対策などを国に求めた知事意見を踏襲する考えも示した。中間貯蔵施設についても知事意見を踏まえ整理する必要がある。(中国新聞2023.12.26) ・使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、「現時点では賛成も反対もない」と中立の立場を強調した。(日経新聞 2023.11.8) ・中国電力による建設に向けた調査に伴って上関町と県が受け取れる国の交付金について「県が申請するとか活用するとかは考えていない」。(朝日新聞 2023.9.14) ■関電のための中間貯蔵施設か 中電が使用済み核燃料中間貯蔵施設建設のための調査を関電と共同で行うと表明したのは8月2日のことですが、中間貯蔵施設の必要度は中電よりも関電の方がはるかに上回っています。 関電の原発サイト内の使用済み核燃料保管プールの8割以上が既に埋まっており、かつ関電は地元福井県から使用済み核燃料を県外に搬出するよう求められ続けているからです。 中電は使用済み核燃料の貯蔵能力に余裕があり、関電ほど切羽詰まっていません。 そのため、関電のための中間貯蔵施設となる可能性が濃厚です。 「なぜ関電の核のゴミを山口県に持ち込むのか」について、現在まではっきりとした説明は行われていません。

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●岩国市の福田市長は 「 施設が建設された場合、主に関電の使用済み核燃料が持ち込まれるとの認識を示した」と報道されています。(読売新聞2023.12.13) https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20231212-OYTNT50154/  柳井市の井原市長は、「中国電力さん以外の電力会社のものがこちらにというところについては根強い不信感があると(中電に)お伝えした」、田布施町の東町長は「関電の使用済み核燃料について非常に強い疑問を住民が持っている」と語っています。(朝日新聞 2023.12.2) https://www.asahi.com/articles/ASRD16W49RD1TZNB001.html ■60年後、原子力は古ぼけた技術であり施設となるのではないか 中電は中間貯蔵施設の建設には10年ほどの時間がかかると表明しています。竣工から50年間使用済み核燃料を保管しつづけたとして、その時点で搬出先が確保されるのかはなはだ疑問です。 なにより、その時点で原子力は古ぼけた技術であり、中間貯蔵施設は迷惑遺物となってし まう恐れがぬぐえません。 以上



2023年8月14日月曜日

2023年8月13日収録「中間貯蔵施設が上関町の新しい地域振興策なのか?」公開のお知らせ

 8/13収録 上関どうするネット 緊急リレートーク2023
「中間貯蔵施設が上関町の新しい地域振興策なのか?」
公開のお知らせ
収録日:2023年8月13日(日)
URL:https://youtu.be/-ctlgZnt_qw

中国電力が中間貯蔵施設の建設を山口県上関町(かみのせきちょう)に申し入れを行うという、8月1日のニュースに多くの方が驚かれたことでしょう。

翌2日には、中国電力社員3人が上関町長を訪問。当初、上関町では早速臨時町議会を開いて決議するということでしたが、それは拙速すぎるという声に押され、8日にひとまず“非公開”の町議会全員協議会を開催しました。しかし、8月中に臨時町議会を開いて議決するという方針を変える気配はありません。

放射性廃棄物の中間貯蔵施設なんてとんでもない!

こうした思いから私たち上関どうするネットでは急遽、「8/13 上関どうするネット 緊急リレートーク2023 『中間貯蔵施設が上関町の新しい地域振興策なのか?』」 の収録を行ないました。

出演は「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の木村力(つとむ)さん、原子力資料情報室の伴英幸さん、「原子力発電に反対する福井県民会議」の石地優(いしじまさる)さんです。

中間貯蔵施設をつくるとはどういうことか? 突然の中国電力・関西電力による建設申し入れに対する山口県上関町の祝島や、関西電力管内の福井県に住む人の思いは?

申し入れからひと月もたたない内に、国民全体のエネルギー問題にかかわる大きな問題を、たった一つの町だけで決めてよいものでしょうか?

ぜひ自分たちの暮らしに引き寄せてご覧ください。

なお、途中音声が乱れているところがありますがご容赦ください。

2023年2月5日日曜日

「いらんじゃろう! 上関原発 祝島 新春座談会 2023」公開しました。

   2023年1月15日(日)、上関どうするネットは、山口県上関町祝島の皆さんと、オンラインによる「新春座談会」を収録しました。

 その模様を YouTube でお届けしますので、ぜひご覧ください。URL は、https://youtu.be/oob9sT4gMpQ です。



いらんじゃろう!上関原発  
 💚祝島 新春座談会2023💚

 
  • 収録:2023年1月15日(日)
  • 出演:
    • 清水敏保さん、橋本久男さん、木村力さん、堀田圭介さん、清水康博さん(以上、上関原発を建てさせない祝島島民の会)
    • 伴英幸さん(原子力資料情報室)
    • 進行:菅波完さん(高木仁三郎市民科学基金)  
  • 主な内容:
    • 上関町長選挙、公有水面埋立免許の期間延長、祝島の今後の活動など


 
💚上関原発を建てさせない祝島島民の会にカンパしたいと思ったら、以下まで、ぜひ!💚 

<カンパ振込先> 
上関原発を建てさせない祝島島民の会
【銀行振込(ゆうちょ銀行)】
加入者名:祝島島民の会  店名:五五八(ゴゴハチ)
普通:2393147 
【郵便振替】
口座名義:祝島島民の会 
口座番号:01390-4-67782
 


 上関原発計画が40年目を迎えた2022年は祝島にとって激動の年でした。夏には岸田首相が原発回帰の姿勢を発表。10月、上関町の柏原町長が病気のため町長職を退いたことで町長選・町議補選が行われました。
 その町長選・町議補選が終わるのを待っていたかのように、中国電力は山口県に上関原発計画にかかる公有水面埋立免許の期間延長を申請。それと同時に、山口地裁岩国支部に祝島の漁師さんを対象とした訴訟を起こしました。翌11月には、「原発本体の着工時期の見通しがつくまで埋立工事をしない」よう要請しなければならない状態であるにもかかわらず、山口県はその中国電力の延長申請を認めました。その内容たるや、本来の工事期間3年に加え、海上ボーリング調査のための6カ月、先の祝島の漁師さん相手の訴訟期間として11カ月を加えるという、とんでもないものです。
 しかし、祝島の皆さん方はとても元気です!
 祝島の活性化だけでなく、上関町全体での取り組みなど、非常に前向きな考え方を披露してくださいました。また、中国電力や山口県の圧力にもめげず頑張っておられます。
上関原発計画は上関町だけの問題ではありません。原発をめぐる問題は日本全体の問題です。なんとしても、上関原発計画を白紙撤回に持ち込みましょう!

2023年1月18日水曜日

国会ニュース Vol. 26 「上関原発は白紙撤回を!/革新軽水炉を考える」

 上関どうするネットでは、国会議員をはじめ広くみなさまと情報を共有することを目的として、不定期に「国会ニュース」を発行しています。このたび、Vol. 26 が完成しました。
今号では、上関原発建設用に海を埋め立てる免許の延長を、原発本体の建設開始の目途が立っていないにもかかわらず、中国電力に対し認めた山口県の判断を批判するとともに、岸田内閣が開発を進めたいと持ち出した「革新軽水炉」について解説しています(「革新軽水炉」の記事は、原子力資料情報室の伴英幸さんの寄稿です)。
おもてうらの2ページです。見開き画像を添付します。pdf 版は以下よりダウンロードいただけます。ぜひご利用ください。https://drive.google.com/file/d/1etaAlv7bf0hVrfciVMA5ZhaMW0zSecaC/view 

国会ニュース Vol. 26 見開き画像

 

2020年11月14日土曜日

2020年11月15日緊急オンライン集会配信URL

明日2020/11/15の、「緊急オンライン集会 海上ボーリング調査の中止と上関(かみのせき)原発計画の撤回を求めての配信URLが決定しました。

(以下の文章は、前記事と同じ文章に、タイムスケジュールを加えたものです。)


緊 急 オ ン ラ イ ン 集 会
海上ボーリング調査の中止と上関(かみのせき)原発計画の撤回を求めて

 昨年7月26日、山口県は中国電力に、上関原発計画にかかる埋立免許の再延長と海上ボーリング調査(期間 3年6カ月)を認めました。このことにより、中国電力は2019年11月8日からボーリング調査のための準備工事を開始しましたが、対岸祝島の漁師さんたちが海域で漁を行ったり天候が荒れたりして12月16日に作業を中止しました。(当初の予定は2020年1月30日まで)
 それから約1年過ぎた11月4日、中国電力は再び計画予定地の海に船を出し、準備作業を始めようとしています。
 この埋立免許申請・許可の一連の流れを巡っては非常に多くの問題が横たわっています。
上関原発計画に対しては、漁業への影響が大きいことから祝島の人たちが計画当初の1982年から一貫して反対しています。また、現地の環境保護団体と専門家が一体となって行った長年の調査により、予定地周辺が生物多様性のホットスポットであることも明ら
かになっています。
 私たちは、この瀬戸内海の豊かな海を未来に残したいと願い、上関原発建設計画が撤回されることを求めて、緊急オンライン集会を開きます。
 今、現地でどんなことが行われているのか、祝島と東京を結んでオンラインでお話を伺います。
ぜひ、ご覧ください。

■タイムスケジュール
14:00    開会
14:00 - 14:05    司会挨拶と経緯  菅波完さん(高木仁三郎市民科学基金 事務局長)
14:05 - 14:15    「無駄な海上ボーリング調査」 伴英幸さん(原子力資料情報室 共同代表)
14:15 - 14:25    現地の様子(録画) 
        映像提供:    海から    上関原発を建てさせない祝島島民の会
                 陸から    原発いらん!山口ネットワーク メンバー
                        上関原発止めよう!広島ネットワーク メンバー
14:25 - 15:05    祝島と東京を結んでライブ中継 
        清水敏保さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会代表)と島民の皆さん
15:05 - 15:20    国会議員の皆さんから
15:20 - 15:30    今後に向けて 上関どうするネットより呼びかけ
15:30    終了

※内容は変更になる可能性があります。

■賛同団体・グループ
原発を考える品川の女たち/国際環境NGO FoE Japan/脱原発をめざす女たちの会/チームゼロネット/やしほ映画社/原子力資料情報室/環境まちづくりNPO元気力発電所/ふぇみん婦人民主クラブ/プルトニウムフリーコミュニケーション神奈川/核・原発のない未来を子どもたちに@練馬/原子力規制を監視する市民の会/さよなら原発品川アクション/NPO法人川崎フューチャー・ネットワーク/市民電力連絡会/有明海漁民・市民ネットワーク/アジア太平洋資料センター(PARC)/八王子市民のがっこう「まなび・つなぐ広場」  

■事務局:上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)
    http://kaminoseki.blogspot.com/
    連絡先 Mail: dousuru_net@mail.goo.ne.jp

2020年8月5日水曜日

9/5(土)オンライントーク「いらんじゃろう! 上関原発2020」のご案内

「上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)」は、主に首都圏で活動する市民のネットワークとして、これまで毎年、東京で、山口県上関町の上関原発計画問題についてイベントを行って来ましたが、今年は初めて、「Zoom」というソフトウェア(アプリケーション)を用い、インターネットを使ってライブでイベントを開催します。参加無料、予約が必要です(定員100名)。多数のお申し込みをお待ち申し上げます。JPEG形式のチラシ画像をこの記事の末尾に置きます。PDF形式のチラシファイルはこちらからダウンロードいただけます。(8月13日追記 当初の告知で、当日お話しいただく小畑さんのお名前に間違いがございました。正しくは「小畑太作さん」です。お知らせいただきすぐ本文を修正しましたが、チラシ画像も正しいものに変更しましたのでお知らせ申し下げます。小畑さん大変失礼いたしました。)


📹2020年9月5日(土)オンライントーク開催📹
いらんじゃろう! 上関(かみのせき)原発2020
~人も自然も生きものも~
海上ボーリング調査も海の埋め立てもNO!

山口県上関町に原発計画が浮上したのは1982年。以来38年間、予定地対岸の祝島を中心とする上関町の人びとの粘り強い反対運動で計画を止めてきました。

昨年11月、中国電力は海上ボーリング調査を行なうということで計画予定地に船を出しましたが、祝島の漁師さんたちは今まで通り漁を続け、調査は受け入れないという意思を示しました。調査は中断されましたが、今年10月以降に再開する方針と報じられています。

中国電力は原発建設の姿勢を強めていますが、政府は「現時点では、原発の新増設は想定していない」と説明しています。新規原発建設は上関町だけの問題ではなく、日本全体の、私たちの問題です。

今回は、上関原発計画の現状や祝島の皆さん方の生の声を伺い、原発用地をめぐる裁判の経緯を小畑太作さんに、上関原発計画の解説を伴英幸さんにお話ししていただきます。皆さま、どうぞご参加ください。

  • 日時 2020年9月5日(土)14:00~15:30
  • お話
    • 清水敏保さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会代表)
    • 山口県上関町祝島の皆さん
    • 小畑太作さん(上関原発用地埋立禁止住民訴訟の会事務局長)
    • 伴英幸さん(原子力資料情報室 共同代表)
  • 参加費 無料(要予約、定員100名)
  • 参加申込先 https://form.run/@online2020kd
    • 8月31日(金)18:00までにお申し込みください。9月3日までに当日の参加URLをお送りします。
    • 9月3日までお知らせが届かない場合は、恐れ入りますがdousuru_net@mail.goo.ne.jp までお問い合わせください。
  • オンライン開催📹
    • Zoomを使ったオンライントークです。必要なものはパソコンまたはスマートフォン、タブレット等です。スマートフォンとタブレットの場合には、アプリをインストールしておく必要があります。ダウンロードは次のアドレスから可能です。https://zoom.us/download
    • 事前にこちらから送るURLアドレスをクリックすれば、参加できます。
      • 参加者の方の映像や音声は出ない設定にしています。
  • カンパ大歓迎(上関どうするネットの活動に使わせていただきます。)
    • 振込先  加入者名:上関どうするネット
      • 郵便振替の場合 00130-3-338139
      • 銀行振込の場合
        • ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)当座 0338139
  • 主催:上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)
 

   

2020年2月3日月曜日

「国会ニュースvol.20 緊急院内特集号」を発行しました。

「上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~」が不定期に発行しているニュースレター、「国会ニュース」のvol. 20が完成しました。今号は、昨2019年12月3日に開催した緊急院内集会「海上ボーリング調査の中止と上関原発計画の撤回を求めて」の内容の報告です。問題の共有活動の一環として国会議員に配布するため名称が「国会ニュース」になっていますが自由に印刷・配布いただけます。
pdf は https://yahoo.jp/box/WpiTA2 に公開しました。下に、うらおもてを横につないだ、jpeg の画像をはりつけます。

2019年12月10日火曜日

【動画公開】12/3緊急院内集会 「海上ボーリング調査の中止と上関原発計画の撤回を求めて」

動画アップのお知らせ
緊急院内集会
「海上ボーリング調査の中止と上関原発計画の撤回を求めて」
12月3日緊急院内集会の動画をアップしました。
https://youtu.be/6VGs5QFFcPs?t=1
講師の伴英幸さんからは上関原発計画の問題点、武本匡弘さんは世界の海と比べて田ノ浦の海がどんなに貴重なものであるか、小中進さんからは現地で進められようとする上関原発計画の様子、それぞれのお立場からのお話をいただきました。また、チームゼロネットから提供いただいた現地田ノ浦の船上からの録画もあります。
ぜひごらんください。そして、周りの方々に広くお知らせいただけると幸いです。
++++++++++++++++++++++++++
緊急院内集会
「海上ボーリング調査の中止と上関原発計画の撤回を求めて
日時:2019年12月3日(日)16:00~18:00
会場:衆議院第一議員会館1階 多目的ホール
司会:菅波完さん(高木仁三郎市民科学基金事務局長)
<問題の解説> 0:02:00~0:42:30
1.上関原発の問題点 伴英幸さん(原子力資料情報室 共同代表)     
2.上関原発予定地の自然環境 武本匡弘さん(プロダイバー・環境活動家)  
<現地からの報告> 0:45:26~1:39:00
3.ビデオ 現地の様子(録画:提供 チームゼロネット)    
4.上関現地応援者報告 小中進さん(原発いらん!山口ネットワーク代表)   0:53:15~1:20:36
5.質疑応答   
<意見交換> 1:39:30~終了
6.行動提起   上関どうするネットより
  緊急ハンカチアクションの呼びかけ 上関原発を建てさせない祝島島民の会
7.国会議員の皆さんから
途中、社民党・立憲民主党の国会議員の方からのメッセージあり。
主催:上関原発計画どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~
(略称:上関どうするネット)
 ほか15団体・グループの呼びかけにより開催
***************************
12・3院内集会での行動提起
〔国会議員の皆さんへ〕 
・海上ボーリング調査の現場を視察し、祝島の人たちの声を聞いてください。
・山口県と中国電力に調査の結果の必要性とこの間の経緯について問い合わせてください。
・議員有志で今回の海上ボーリング調査に関する声明を出してください。
・現場の混乱の防止と祝島の人たちの漁業権確保について、政府に問いただしてください。
〔みなさんへ〕
・原発を建設するための海上ボーリング調査の動きを周りの方に伝えてください。
そのため
「上関原発を建てさせない祝島島民の会」のブログ
http://blog.touminnokai.main.jp/
「祝島島民の会青年部」のツィッター
https://twitter.com/touminnokai
「祝島島民の会青年部」のツイキャス
https://twitcasting.tv/c:touminnokai/movie/578774421
をSNSで広めてください。
・山口県と中国電力に電話やFAX、メールなどで抗議してください。
「知事への提言」(山口県)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/…/a11000/chi…/proposal.html
「ご意見・お問い合わせ>原子力情報」(中国電力)
https://www.energia.co.jp/cgi-bin/form/atom/system.cgi

2019年12月9日月曜日

【報告】緊急院内集会12/3「海洋ボーリング調査の中止と上関原発計画の撤回を求めて」

緊急院内集会「海洋ボーリング調査の中止と上関原発計画の撤回を求めて」は15の呼びかけ団体・グループの賛同をいただき、昨日130名の参加をいただいて無事終了しました。
ご協力いただいた皆様、参加された皆様、ありがとうございました。
集会では、原子力資料情報室共同代表であり当会メンバーの伴英幸さんから上関原発の問題点について、プロダイバー・環境活動家の武本匡弘さんから世界的に見ても田ノ浦の海がいかにすばらしいかというお話をいただきました。

また、現地田ノ浦の海の様子をありありと伝えるチームゼロネットメンバーのツイキャス録画を借用して上映した後、山口県田布施町からおいでいただいた小中進さん(原発いらん山口ネットワーク代表)から上関原発計画予定地周辺の現在の陸の様子がよくわかる写真を見せていただきながら、上関原発反対運動の経緯をご紹介いただきました。
小中さんのお話の中で印象的だったのは、「とにかく諦めないこと」という言葉です。

最後に上関どうするネットからの行動提起を発表、続いて祝島島民の会からの緊急ハンカチアクションのアピールを紹介、その場でみなさんに布メッセージを書いていただきました。
また、毎日海に出る祝島の皆さんへの応援カンパとして会場の皆さんから心のこもった金額を多くお寄せいただき、島民の会へ送金いたしました。

動画は https://www.youtube.com/watch?v=6VGs5QFFcPs に公開しました。内容を別の記事にいたします。

2019年11月20日水曜日

2019/12/03 緊急院内集会「海上ボーリング調査の中止と上関(かみのせき)原発計画の撤回を求めて」

 山口県上関町では11月8日(金)から、中国電力が上関原発計画にかかる海上ボーリング調査のための測量をしようとして田ノ浦の海にやってきています。そのため、対岸祝島の漁師さんたちがシケなどで中国電力がやってこない日以外は連日、朝から中国電力の船が引き揚げるまで、田ノ浦の海で漁をしながらこれをくい止めています。
 このボーリング調査を許すということは、そのまま上関原発計画を進めるということになります。決してこれを認めることはできません。
 そこで、私たちは海上ボーリング調査の中止と上関(かみのせき)原発計画の撤回を求める緊急院内集会を、12月3日(火)16時から衆議院第一議員会館1階多目的ホールにおいて開催することにしました。
 この集会は、上関どうするネットを含め15の団体・グループの呼びかけで行われるものです。
 上関原発計画につながる海上ボーリング調査を中止させるために、ぜひお集まりください。みんなの力を結集させましょう。


緊 急 院 内 集 会

海上ボーリング調査の中止と上関(かみのせき)原発計画の撤回を求めて


 政府が原発の新規立地を認めていない中、山口県は7月26日、中国電力に対し上関原発計画にかかる埋立免許の再延長と海上ボーリング調査を認めました。このことから、中国電力は11月8日からボーリング調査のための準備工事を開始、14日からボーリング調査を行う(2020年1月30日まで)としています。しかし、この埋立免許申請・許可の一連の流れを巡っては非常に多くの問題が横たわっています。
 上関原発計画に対しては、漁業への影響が大きいことから対岸祝島の人たちが1982年から一貫して反対しています。また、現地の環境保護団体と専門家が一体となって行った長年の調査により、予定地周辺が生物多様性のホットスポットであることも明らかになっています。
 私たちは、この瀬戸内海の豊かな自然を未来に残したいと願い、原発のない社会の実現を求めて、今回緊急院内集会を開くことにいたしました。
 ぜひご参集ください。

■日時:2019年12月3日(火)  16:00~18:00
■会場:衆議院第一議員会館1階 多目的ホール
■入場無料   お申し込みは不要です
※15:30ごろから衆議院第一議員会館入り口付近で係の者が通行証をお渡しします。

■内容:
1 問題の解説
  「上関原発の問題点」  伴英幸さん(原子力資料情報室・共同代表)
  「上関原発予定地の自然環境」 武本匡弘さん(プロダイバー・環境活動家)
2 現地からの報告
    現地から(録画)
    上関現地応援者報告  小中進さん(原発いらん!山口ネットワーク代表)
3 意見交換
    国会議員の皆さんから
    今後への提言(上関どうするネットより)

■呼びかけ団体・グループ
上関どうするネット / 国際環境NGO FoE Japan / ふぇみん婦人民主クラブ / 原発を考える品川の女たち / 環境まちづくりNPO元気力発電所 / NPO法人川崎フューチャー・ネットワーク / チームゼロネット / プルトニウムフリーコミュニケーション神奈川 / 脱原発をめざす女たちの会 / 市民電力連絡会 / 原子力規制を監視する市民の会 / アジア太平洋資料センター(PARC) / ラムサール・ネットワーク日本 / 環境まちづくりNPOエコメッセ / きらきら星ネット

事務局  上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~
     (略称:上関どうするネット)
連絡先   Mail:dousuru_net@mail.goo.ne.jp
                 TEL:03-6821-3211(原子力資料情報室気付 伴)
                  ※ お問い合わせはできるだけメールでお願いいたします。

(ちらしの pdf は https://yahoo.jp/box/1ezaMn からダウンロードいただけます。)

2019年9月27日金曜日

上関どうするネットのニュースレター、「国会ニュース」のvol.19と、「イベント特集号」が出来上がりました。pdf 版は
「国会ニュース」vol. 19 は https://yahoo.jp/box/IDj0M2 、
「イベント特集号」は https://yahoo.jp/box/d19cCU
からダウンロードいただけます。
「国会ニュース」vol. 19ではこの7月26日に山口県知事が中国電力の二度目の公有水面埋立免許延長申請を認めた問題について、「イベント特集号」では、6月16日に開催した「いらんじゃろう!上関原発~人も自然も生きものも~」の概略を紹介しています。






2019年7月12日金曜日

アンケート回答一部公開します(「いらんじゃろう!上関原発2019」)

2019年6月16日に開催した、「いらんじゃろう上関原発2019~人も自然も生きものも~」の来場者アンケートにお書きいただいた内容の、無記名で公開可と指定いただいたコメントを、公開します。記入に協力いただき心より感謝申し上げます。

○ 山口県出身の者としてとても大きな問題です。山口に原発ができたら帰省したくないと思い、活動に関心を持っていました。
反対を貫いてくださった地元の方々には感謝です。
○ 伴さん、堀田さん、河合さんと、三者三様の立場からの発言が興味深かった。堀田さんのお話や写真が新鮮だった。Q&Aも聞き応えがあった。
○ とても元気の出る集会でした!! 来年もやってください!
○ 河合氏の話で、東海第二原発のことは新聞紙上で取り上げられているが、周辺30キロ内に100万人と聞くが、首都圏全体への影響は余り報じられていないのでショックな話だった。
○ 各ゲストのお話判りやすく、ユーモラスでよく判りました。
一民間企業(しかも地域独占)の利益のために限定することが不可能な程の危険と不安を市民に強いる原発には絶対反対。再稼働(新設)は論外!
○ 政府は、日本は貴重な豊かな自然がいかに大切なものかを全くかえりみず、経済や大企業一辺倒の姿勢を示しており、日本の国土を壊し続けています。
上関原発の反対運動のことは耳にしておりましたが、計画が持ち上がって37年もの長い期間の地道な運動についてはほとんど知らなかったので感動しました。以前よりいっそうの関心を持つことになったトーク会でした。
それぞれの方のお話時間が短すぎてとても残念。時間を伸ばせないのであれば.3人を2人(お一人は次回トーク会に)にとか、質問時間をトーク時間に回したら、と思いました(お一人30分前後ではあまりに短いです)。
○ 原発の問題を考えよう、実状をもっと知りたいと思う人がこんなにいて、こうして集まっているのに、日本は原発推進の方針を変えていない。どうしたらこんなバカらしい原発推進を停められるのか。上関や祝島で長いこと反原発の運動に関わっている人に、本当に御苦労さまと言いたい。私はこういう会に出てお話を聞くことしかできていないと申し訳なく思っています。
○ お三方の話はそれぞれ違った観点からのもので、とても興味深かったです。もう少し広い部屋で、学生さんも参加しやすいように開催できないものでしょうか?
○ 河合弁護士の歯切れのよい、力強い解説・アピールに感銘を受けました。
原発即廃止!
○ 河合弁護士の講演にはいつも勇気を貰う。
世を変革するには変革後の姿が語られる必要があり、河合先生にはその姿を想像させてくれる力を感じます。
○ マスコミにどうやってもっととりあげさせるか?
○37年間の長期にわたる反対運動を取り組んでいる現地の皆さんの努力に敬意を表します。
上関原発計画白紙撤回実現まで微力ながら東京でも応援させていただきます。
○反原発の運動を「しぶとく」頑張っている皆さんに敬意を表します。
祝島をはじめ各地の運動が電力会社や経産省、規制委員会など関係者に「じわりじわり」と圧力になっていると思います。
「上関どうするネット」も含めて、われわれ市民が「共闘」していくことの重要性を感じています。頑張ろう!
○勢いで生きるのもいいかも💙

2019年7月8日月曜日

動画公開「いらんじゃろう上関原発2019~人も自然も生きものも~」(2019/06/16))

2019年6月16日に開催した、「いらんじゃろう上関原発2019~人も自然も生きものも~」の、主催者撮影の動画を公開しました。以下の、当ネットのYouTubeの再生リスト(https://www.youtube.com/watch?v=UR9KmNs0oko&list=PLT68K5xpCw_xOhg97fOF9j8H0zZrq_5re)に加えましたので、ご高覧ください。
今回公開された動画二点は以下です。
(1)「いらんじゃろう上関原発2019・講演(質疑応答も含む)」https://youtu.be/XXGRQCgTbLE 
詳細:
「いらんじゃろう上関原発2019~人も自然も生きものも~
2019年6月16日(日)
13:30~16:00
第一部 
「上関原発計画の現状」伴英幸さん(原子力資料情報室共同代表)
「祝島に移住しました」堀田圭介さん(祝島在住、岩田珈琲店店主)
「脱原発・自然エネルギーで日本を変える」河合弘之さん(弁護士、映画『日本と原発
』監督)
第二部 質疑応答
(2)「いらんじゃろう上関原発2019・パレード 」https://youtu.be/UR9KmNs0oko 
詳細:
いらんじゃろう上関原発2019~人も自然も生きものも~
2019年6月16日(日)
パレード(水道橋界隈)
以上

2019年6月16日日曜日

6/16「いらんじゃろう!上関原発2019」(東京)のご案内

今年も開催します! ふるってご参加くださいませ。チラシのpdfファイルを https://yahoo.jp/box/yvP9no に置きましたので、ご利用ください。
(6/15記 FAX、web予約フォーム でのお申し込みは締め切らせていただきましたが、お席はまだございます。ご予約の方は dousuru_net@mail.goo.ne.jp にご連絡お願いいたします。)


トーク&パレード

いらんじゃろう! 上関原発2019~人も自然もいきものも~


瀬戸内海の西の端、山口県上関町に原発計画が持ち上がって37年目。
建設予定地周辺は希少生物の宝庫であり、対岸の祝島の人たちが生業をたてる豊かな海域です。島をあげての粘り強い反対運動で原発建設を食い止めていますが、中国電力はこれから2基の原発を作ろうとしています。

2011年の3・11東電福島原発事故から8年、いまだに事故は収束できず放射能は放出され続け、「原子力緊急事態宣言」は解除されていません。5万人以上の人たちが故郷に帰れず、かけがえのない日常を奪われたままです。

多くの人たちが「もう原発なんて、いらんじゃろう!」と思っています。
今と未来のために、原発のない社会を私たちが選択し作り上げていきましょう。

数多くの原発裁判を手がけていらっしゃる河合弘之さんに、世界の潮流を
見据えた広い視点からのお話を、
祝島に移住された「岩田珈琲店」店主の堀田さんに島での暮らしや思いをお話ししていただきます。
皆さん、ぜひおいでください。

日時:2019年6月16日(日)13:30~16:00(開場13:00)
                 16:30 パレード出発(錦華公園より)
場所:明治大学リバティタワー 9階1096教室
    (東京都千代田区神田駿河町1-1)
https://academy.meiji.jp/guide/access.html

参加費:1000円(高校生以下無料) 予約優先
(パレードのみご参加の場合は参加費不要です)

予約方法
①FAX 03-5358-9791
②web予約フォーム http://ur0.link/T1js
ゲスト
河合弘之さん(弁護士、映画『日本と原発』監督)
堀田圭介さん(祝島在住、岩田珈琲店店主)

主催:上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~ (略称:上関どうするネット)
ブログ:http://kaminoseki.blogspot.com/  
お問合せMail: dousuru_net@mail.goo.ne.jp

賛同者募集中! 個人1口 1,000円、 団体1口 3,000円
             郵便振替  00130-3-338139  加入者名 上関どうするネット
 銀行振込 ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)当座 0338139
   加入者名 上関どうするネット
 *通信欄に『6.16賛同』とお書きください。

2018年9月2日日曜日

上関どうするネットニュース「いらんじゃろう2018」特集号(18/9/4修正版)

*2018/09/04記 一ヶ所修正を行い、再度アップロードしました。

上関どうするネットニュース「いらんじゃろう! 上関原発2018」(5月20日開催)の特集号を発行しました(pdf、A4うらおもて)。以下の画像は、うらおもてを横に並べて jpeg にしたものです。pdf 版は https://yahoo.jp/box/pmhsva にて公開しました。ダウンロードしてお読みいただければ幸いです。 


2018年7月20日金曜日

来場者アンケートまとめ「いらんじゃろう!上関原発2018 ~人も自然もいきものも~」

5月20日の「いらんじゃろう!上関原発2018 ~人も自然もいきものも~」から2カ月経ちました。当日配布したアンケート用紙に寄せられた声の一部を公開します。ブログでの公開に同意いただいたご意見・ご感想の一部です。
来場者・登壇者の皆様、個人・団体として賛同くださった皆様、イベント情報拡散をお手伝いくださったみなさまに改めてお礼申し上げます。


  • 伴さん、橋本さん、アーサーさんのお話、それぞれに学ばせて頂きました。
    1300回のデモ!には驚くばかりです。参加できない距離が残念です。
  • アーサー・ビナードさんの話がとても面白く、ためになった。
    実際は反対運動じゃない。海を殺さない、生命に賛成する運動だ」
  • 祝島の橋本さんの身体を張っての抵抗に私は何ができるかを考えました。
    ビナードさんのお話、日本人の私が知らない事ばかりで、勉強不足です。
  • 昨年、祝島に一泊させていただきました。本当に田ノ浦が良く見渡せる近さでした。またゆっくりと寄らせていただきたいと思います。びわ茶、ひじき、日常的に使っています。遠いところ(東京)ですが、集まる人が一人でも増えるといいですね。
  • 祝島の皆さんの闘いについては、かねてより関心を持っていました。困難な闘いに屈しない「強さ」に敬意を表します。今回初めて橋本さん初め現地に方々の声を聞き、改めて「反原発」に向け私もできることをやろうと、闘志が湧いてきました。
  • ちょうど、上関原発のある山口から上京してきた機会に、この集会があることがわかり参加しました。アーサー・ビナードさんの話、具体的でとてもよかったです。私は下関市役所前で「上関原発いらん」と毎週金曜日にスタンディングしています。
  • 沢山の資料が、とても勉強になりそうでありがたいです。お三方のお話から、知らなかったことを沢山教えていただきました。参加して良かったです。現地に行ったことはありませんが、映画とは違って、現地の方のナマの声を聴くことは、やはり大事だと思いました。改めて原発反対を訴えていかなければと思いました。「もしも地図」も良かったです。知り合いが住んでいる地域なので、他人事と思えませんでした。
  • 山口県瀬戸内出身です。まったく原発の話がなかった頃、この地をおとずれ、ただただ海の美しさに圧倒されたことを思い出します。「海を守る→生命を守ること」 原発が核兵器、核戦略に続くことを、もっと皆が知っていかなければと思う。自らがどう動くかを考えさせられます。
  • 国が国民を滅ぼすと思うことしきりです。すこやかに生きることが抵抗だと言っています。ビナードさんの「原発・・・反対」とは実は生命肯定とのお話、私が言葉にできずに、しようとしていることだと感じました。日々の暮らし、衣食住に心をこめるようになってきているのはなぜだろうと思っていました。
  • アーサー・ビナードさんのお話、大変良かった。新聞などの情報で、中国電力が新しく原発を作るはずがないと思っていますが、わかりませんね。アーサーさんの話では電気の需要と供給だけではなさそうだ。
  • 厳しい状況の中でこそユーモアを忘れないことが強さだと思いますが、いつもながら(?)明るく元気の出る集会でした。なかでも、生活感あふれる橋本典子さんのお話はとても心に残りました。ありがとうございました。



2018年6月28日木曜日

動画「いらんじゃろう! 上関原発2018~人も自然もいきものも~」

「いらんじゃろう! 上関原発2018~人も自然もいきものも~」の動画を公開しました。
日時:2018年5月20日(日)
13:30~16:00(開場13:00)
16:30パレード出発 
場所:明治大学リバティタワー 1083号室
「上関原発計画の現状」伴英幸さん
「上関原発反対運動と私」橋本典子さん
「浦島太郎に謝りなさい!」アーサー・ビナードさん
瀬戸内海の西の端、山口県上関町(かみのせきちょう)に原発計画が持ち上がって36年目。
祝島の人々の島をあげた根強い反対運動でくい止めていますが、中国電力は原発を2基つくる計画をすすめようとしています。 
でも「もう原発なんて、いらんじゃろう!」
いったん事故が起ったら取り返しがつかないことを2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故によって私たちは知りました。今も未来も、原発に頼らない社会を選択しましょう。
この問題について、祝島の反対運動を応援しているアーサー・ビナードさんに広い視点からお話しいただき、祝島の橋本典子さんに島で暮らす思いをお話しいただきました。
いらんじゃろう!上関原発2018(1/4) 伴さん、橋本さん
https://youtu.be/xOj5wmGvJ3A
(橋本さん講演の動画内の新聞記事については、毎日新聞の許可を得て掲載しています)
いらんじゃろう!上関原発2018(2/4)アーサー・ビナードさん講演
https://youtu.be/6QY6ymFqFFQ
いらんじゃろう!上関原発2018(3/4)質疑応答 
https://youtu.be/XcF0Jnod1WE
いらんじゃろう!上関原発2018(4/4)パレード神保町界隈 
https://youtu.be/YrGIT21mLko

2018年3月10日土曜日

立憲民主党エネルギー調査会第7回「原発立地地域等で活動する皆様との意見交換会」報告

立憲民主党エネルギー調査会第7回「原発立地地域等で活動する皆様との意見交換会」報告

立憲民主党エネルギー調査会の第7回「原子力発電所立地地域等の皆様との意見交換会」が2018年2月14日(水)の17時から衆議院第二議員会館で開催されました。

今回のテーマは上関原発と伊方原発で、「上関どうするネット」も積極的に参加しました。

「上関どうするネット」が推薦した3人のスピーカーがそれぞれの観点から上関原発と伊方原発の問題点を「原発ゼロ基本法案」を策定された立憲民主党の国会議員さんや参加者にお話し、原発建設に伴う地域分断へのフォローアップ政策の必要性など多くの意見が出されました。

詳細は、以下を見てください。
動画もアップしてあります。配付資料の一部はこちらからダウンロードいただけます。以下のユープランさん撮影の動画中に全ページおさめられています。
https://www.youtube.com/watch?v=FdPqdIqp-ek

[以下、詳細]


■立憲民主党エネルギー調査会
第7回・原子力発電所立地地域等の皆様との意見交換会

<上関原発について>
 安藤公門さん(いのち・未来うべ代表)
 伴英幸さん(NPO法人原子力資料情報室共同代表、「上関どうするネット」メンバー)
<伊方原発について>
 湯浅一郎さん(NPO法人ピースデポ共同代表、環瀬戸内海会議共同代表)

■当日の参加者(敬称略)
・一般 27名
・報道 5名
・議員本人 10名
  (菅直人、山崎誠、生方幸夫、近藤昭一、江崎孝、日吉雄太、宮川伸、大河原雅子、横光克彦、落合貴之)
・議員代理    9名
  (佐々木隆博、川田龍平、長尾秀樹、道下大樹、中谷一馬、堀越啓仁、阿部知子、池田真紀、逢坂誠二)
・上関どうするネットメンバー 10名弱
・参加者総数は約60名

■立憲民主党の原発ゼロ法案の説明(山崎誠衆議院議員)
・配布資料参照。

■安藤公門さんのお話(上関原発を建てさせない県民連絡会 事務局次長)
・祝島の現状
 80代の方たちを始めとして、10億8千万円の漁業補償金を受け取っていない。
 中電は高齢化、時間が経つのを待っている。
 祝島の人たちの生き方に触れて、若い人が増えている。
 島民の会の青年部ができた。
・原発ゼロを実現する過程で、原発立地地域をこれからどうするのか。
 原発という技術は、人類は制御できない。
 祝島のかなりの人が原発で働いたことがあって、危険性を熟知している。
 持続的で自立的な地域の発展のための産業が不可欠
 特に一次産業とそれを支える自然環境は生存の基礎である。
・原発は地域振興にとって百害あって一利なし。
 どうやって回復自立するか、追い込んだ国の責任もある。
 原発ゼロ法案=立地自治体開発促進法(基本的体力の回復)というべき性格が必要。
 もう一度地域を作り直すということを基本に据えて、新しい流れを作る必要がある。

■伴 英幸さんのお話(原子力資料情報室 共同代表、「上関どうするネット」メンバー)
・なんとか原発ゼロ法案を成立させたい。
・上関どうするネットの一員として報告したい。
・上関原発計画の概要。(配布資料参照)
・建設計画の流れ。(配布資料参照)
・用地買収が終わっておらず、その見通しもなかったのに、経済産業省は電源開発基本計画に組み入れた。それによって交付金が出るようになった。
・土地を売らないと表明していた四代地区の宮司さんを神社本庁が解任して買収を強行した。
・電源開発基本計画のもとになっている電源開発促進法は2003年に廃止された。
 ただ、電源開発促進法の廃止前の電源開発基本計画は閣議了解されたので、それを上関原発建設の根拠にしている人たちもいる。
・野田政権は、新設を認めないと決定した。
・安倍政権も、可能な限り原発を低減させるとしており新設を認めない方向と解せるが、中電は建設計画を撤回していない。
・中電は「エネルギー基本計画の中で新設が位置付けられないと計画の続行は難しい」と言っている。
・エネルギー基本計画の行方は、微妙である。
・原発ゼロ基本法の成立ととも関連法の改正、廃止も必要である。

■湯浅一郎さんのお話(ピースデポ 共同代表、環瀬戸内海会議 共同代表)
・2011年、たった一つの工場の事故が数十兆円という国費を投入しても対処しきれない損害をもたらすことが実証された。
・伊方原発で福島のような事故が起きたら、八島、平郡島(いずれも伊方原発から30キロ)、祝島や長島(いずれも40キロ)、などを含む50キロ圏が強制避難地域になる。
・瀬戸内海は、地中海に比して10倍、20倍以上の生産性がある。
・瀬戸内海の豊かさは、太陽と月と地球の相互性によって作られている。
・海を媒介として数千年以上にわたり近畿圏と大陸をつなぐ重要な役割を果たしてきた瀬戸内文化圏にとって、漁業が半世紀以上にわたり操業できないことは文化圏の死を意味する。
・原子炉を動けかすということは新たに死の灰を生み出すことであり、原発が作り出す熱量の3分の2を温排水として海に捨てることである。
・生物多様性基本法、循環型社会形成推進基本法は、あらゆる領域の施策について常に優先させなければならない。
 生物多様性、循環型社会に照らして原発を推進することはどういうことなのかということを主張していく必要がある。
・生物多様性、循環などをキーワードに原発ゼロ法案を評価し、公共政策をチェックするという手法が、近未来の人類のありようを決めていくことになるはずである。

■会場からの声
・大分が地元だが、大分は祝島に近く、伊方原発についても敏感である。
 祝島の神舞は、大分でもよく報道されている。
 非常に心配である。
 山口県民大集会に参加したい。(横光克彦衆議院議員)

・最近地元ではどういう動きがあるのか?
→ 今回も祝島の若い人を誘ったのだが、今はひじき漁の季節なので参加できなかった。びわ茶は闘いの中で作られた特産物である。
祝島には今飲食店は3軒ある。
若い人が移住して、小学校をどうするかという話になっている。
いろんな動きが始まっている。(安藤さん)
・中電の原発は沸騰水型でプルサーマルも行うのか?
→ 沸騰水型である。現時点でプルサーマルの具体的な計画はない。(伴さん)
・伊方原発は加圧水型でトリチウムを大量に放出するとのことだが、伊方原発周辺での白血病の発生などの調査はされているのか?
→ トリチウムの問題は、推進側は何も問題がないと言い続けている。
伊方での人体への影響調査はなされていないと思う。
なんらかの調査の結果が出たということは、聞いたことがない。
80年代の前半にかなりの種類の魚が大量に死滅して海に浮いたことがある。
トリチウムの問題ではないかと推測している。
トリチウムは、免疫機能を低下させる。(湯浅さん)
・祝島では70代、80代の女性が反対運動の中心になっていると聞く。
 上関原発計画が表面化してから35年間になる。
 35年前というとこの方たちは40歳前後だったはず。
 人生をかけて反対してきて、まだ反対しなければならないのか。
 原発は立っていないけれど、原発現地であり、地域の分断もある。
 「新増設・リプレースは、当然認めない」という法案にとどまらず、地域の分断をケアするような十分な手当てや地域のまとまりを作るような政策を今から構想していただきたいと強くお願いしたい。

・伊方の差し止めで賛成派の方にどういう影響が出ているのか?
 原発ゼロが進んだ場合、立地現地の方はどういうことを求めているのか? (宮川伸衆議院議員)
→ 状況をつぶさには把握していないので明確なことは言えないが、広島高裁の決定が現実に影響を生み出すところまではいっていないのではないか。秋には決定がひっくり返される可能性もあるので。
ただ、伊方の地元で原発が止まって生活上困る人はそんなにいないんじゃないか。
町の行政としては40年間交付金、みかけのお金が入ってきて、増設をしないと町の財政が成り立たないような構造を作られてしまった中でどうやって生きるかということは町の行政に携わっている立場の人たちは考えざるを得ないという側面はあるだろう。
基本的には一次産業を中心にして自立して生きて行くという道をどうやって作っていくのか、それは必ずしも原発のあるなしに関わらず日本全体の地域と都市の構造の問題であり、そのうちの一つとして原発の問題もある。
そのことにみんなが直面するためには、原発が止まる必要がある。
広島高裁の決定は火山の噴火の問題だけだったが、一番重要なのは原発のすぐそばに中央構造線があるという問題で、訴訟の中で議論されることが今求められている。(湯浅さん)
・原発ゼロというのは、エネルギーの民主化だと思う。
 小さい地域でエネルギーを回すしくみができるといい。
 原発ゼロ法案の中に再エネの強力な推進というのがあるが、再エネの大きなプラントを作るために人に引っ越しを迫ったり、山を削ったりしてはならない。
 環境負荷の視点と、エネルギーを大きな会社から自分のものにするという思想がほしい。

・伊方で吹く風は阪神への影響が大きいのか?
大気汚染防止法は放射能が対象になっていないようだが、どう考えるか?
→ 伊方や玄海で事故が起これば、関西に放射能は流れる。
海も西から東に移動している。
水質汚濁防止法や大気汚染防止法は、確かに放射能は対象になっていない。
(湯浅さん)
・原発は、国策民営でやってきた。
 国策でやる中で地域の分断を放置してきたという国の責任は大きい。
 国策として原発をやめるのであれば、そういうことを放置してきたことを謝罪するとかきちんと認めるということがなければならない。
 原発は産業誘致の形を取りながら都市の電気を作るという人の少ないところに危険を押し付けてきた。
 国策として行ってきたのだから、原発ゼロを国策として実現する際もこれらのことをきちんと議論して行かないといけない。
→ 丁寧に議論し、今後の政策展開を工夫して行きたい。(山崎誠衆議院議員)
以上

2010年6月16日水曜日

記録映像「いのちの海を埋め立てないで! ~瀬戸内・長島の海から自然との共生を考える~」

「上関どうするネット」(http://kaminoseki.blogspot.com/)と現代史研究会の主催で2010年5月9日に東京で開催された、「緊急シンポジウム&パレード いのちの海を埋め立てないで! ~瀬戸内・長島の海から自然との共生を考える~」の記録映像がアップロードされましたので、紹介します。

記録映像の表紙のページは http://www8.tok2.com/home2/sy/etc/100509kaminoseki.html です。

撮影を担当してくれた人からのコメント

プロジェターとビデオカメラの関係でパワーポイントのスクリーンに横縞が入ってしまいました。
また、テープ交換が間に合わなかったため、花輪伸一さんの報告の冒頭の映像が欠けてしまったことをお詫びします。

とのことです。




緊急シンポジウム&パレード
いのちの海を埋め立てないで!
~瀬戸内・長島の海から自然との共生を考える~

5月9日(日) 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー地下1階1001号室
主催:上関原発どうするの?~瀬戸内海の自然を守るために~(上関どうするネット)
現代史研究会

※【動画】はWindows Mediaファイルです。

●モーニングイベント●
【動画1】
『ミツバチの羽音と地球の回転』予告編上映&鎌仲ひとみ監督トーク
http://www8.tok2.com/home2/sy/etc/100509kaminoseki-1.wmv

●シンポジウム●
【動画2】
上関町現地からのアピール 1
高島美登里さん(長島の自然を守る会 代表)
http://www8.tok2.com/home2/sy/etc/100509kaminoseki-2.wmv

【動画3】
講演「周防灘に残されている瀬戸内海の原風景」
加藤 真さん(京都大学大学院地球環境学堂 教授)
http://www8.tok2.com/home2/sy/etc/100509kaminoseki-3.wmv

【動画4】
上関町現地からのアピール 2
山戸貞夫さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会 代表)
http://www8.tok2.com/home2/sy/etc/100509kaminoseki-4.wmv

【動画5】
パネルディスカッション(報告)
花輪伸一さん(WWFジャパン)、開発法子さん(日本自然保護協会)
http://www8.tok2.com/home2/sy/etc/100509kaminoseki-5.wmv

【動画6】
パネルディスカッション(質疑応答)
「上関原発計画の問題点」伴 英幸さん(原子力資料情報室 共同代表)
パレード
http://www8.tok2.com/home2/sy/etc/100509kaminoseki-6.wmv