2011年6月24日金曜日

6/23の院内集会「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」無事終了しました。

これを書いている時点で昨日(6月23日)、環瀬戸内海会議と衆議院第一議員会館で共催した集会「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」は、無事終了しました。約100名の方におこしいただきました。国会議員のみなさま、秘書のみなさまにも、お運びいただきました。ありがとうございます。
集会の模様は、Ustream にアップロードされています。

集会中に発せられた、tweets の Togetter

グリーンピース・ジャパンのニュースに、報告者のひとり、花岡和佳男さんが、報告を書いてくださいました。(花岡さん、告知もあわせて、ありがとうございます!)


この記事を書いている人間の個人的な感想ですが、福島第一原発から汚染水を大量に流出させてしまった(しまっている)事実は極めて憂慮すべき事態であり、一刻も早く効果的な防止策が取られるべきである一方、今回のお話から、改めて、この地球のしくみのすばらしさ、海流や生態系のスケールの大きさに触れ(それを汚しているのはわれわれですが)、これまでの心配をいったんリセットして、あらたに事故とむきあえるような感じがしました。

上関どうするネットの次のイベントは7月31日の「 トーク&ライブ 未来に輝け上関・祝島 原発なくても大丈夫!」です。参加お申し込み・賛同・協賛、絶賛受付中です。どうぞよろしくお願いします。

2011年6月23日木曜日

6月23日(木)院内集会「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える ―瀬戸内海と原発―」

転載歓迎

「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~」(略称 上関どうするネット)では、下記のとおり、衆議院第一議員会館で集会を行います。たくさんのみなさまのご参加をお待ちし申し上げます。





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623() 院内集会のお知らせ
16:30~18:30

福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える
―瀬戸内海と原発―

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海の汚染は、食物連鎖に伴い、プランクトン、コウナゴなどの生物濃縮を経て、サンマ、カツオなどに及び、海の生態系への影響が大いに危惧され、更に数か月を経て私たちの食卓に上ります。
福島原発による海洋汚染の状況と、放射能の拡散、濃縮の予測。
また、瀬戸内海で福島原発災害のような事故が起きたらどのようなことが予想されるのか、海と原発の関係を考えます。

プログラム

1.花岡和佳男さんの報告 (国際環境NGOグリーンピース海洋生態系問題担当)

グリーンピースの調査船「虹の戦士号」で福島第一原子力発電所を中心に太平洋沖、および漁港などを回って沿岸域での、海洋の放射能汚染の調査を実施されました。その調査報告をしていただきます。

2.湯浅一郎さんの講演 (理学博士 海洋物理学・海洋環境学、ピースデポ代表)

福島原発から流された放射能がどのように拡散し濃縮されるのか、海流や海況、生物の生活史、ビキニの経験等から考えます。
一方、瀬戸内海は「閉鎖性水域」で、海水が入れ替わりにくい構造を持ちます。
計画中の「上関原発」や、現在瀬戸内海に唯一立つ「伊方原発」での原発災害を想定する時、瀬戸内海の環境保全は可能なのか、瀬戸内法など既存の法律は有効なのか、海洋物理学・海洋環境学を専門とする湯浅氏に問題提起と提言をしていただきます。

  • 日時:2011年 6月23日(木) 16:30~18:30
  • 会場:衆議院第一議員会館 B1 大会議室
  • 資料代:500円
  • 主催:「上関原発どうするの?」~瀬戸内の自然を守るために~/環瀬戸内海会議
  • 連絡先:
    • 電子メール dousuru_net@mail.goo.ne.jp
    • 電話 03-3357-3800(原子力資料情報室気付 担当 伴または永井)

  • 衆議院議員会館には、第一と第二がありますので、ご注意ください。
  • 衆議院第一議員会館の内側の入り口付近に、通行証を配るスタッフがおります。院内集会に参加する旨を伝え、通行証を受け取ってから中にお進みください。
  • 予約は不要です。