緊急事態宣言も解かれ、すこしずつ落着きを取り戻しつつあるように思います。
上関どうするネットでは、毎年6、7月頃に「いらんじゃろう！上関原発～人も自然も生きものも～」というトークイベントを東京で開催してきました。今年も5月31日に明治大学リバティタワーで予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を鑑み、大変残念ながら開催を断念いたしました。
昨年11月、中国電力は海上ボーリング調査を行なうということで計画予定地に船を出すようになりました。祝島の漁師さんたちは今まで通り漁を続け、調査は受け入れないという意思を示しました。その後、調査は中断されましたが、10月以降に再開する方針と報じられています。
中国電力は原発建設の姿勢を強めています。しかし、地元では根強い反対運動が続けられています。政府は「現時点では、原発の新増設は想定していない」と説明しています。新規原発建設は山口県上関町だけの問題でなく日本全体の、私たちの社会の問題です。
美しい田ノ浦の海に、原発建設はもちろん、海上ボーリング調査も海の埋め立てもいりません。上関原発計画をなくすために、「いのちの海に原発はいらん！」の声を大きく響かせていきましょう。
今後のイベントが決まり次第ご案内いたしますので、どうぞよろしくお願いします。
2020年6月 上関どうするネット
