2015年12月11日金曜日

署名のお願い  山口県知事は原発関係団体協議会からの脱退を

山口県では、「原発いらん! 山口ネットワーク」が中心となって、「山口県知事が『原子力発電関係団体協議会』から脱退することを求める署名」を集めています。(福島第一原発事故後、浜岡原発の立地県である静岡県の知事は、呼びかけ文にあるとおり既に脱会しています。)

そこで、上関どうするネットでもこの署名活動に取り組むことにしました。
締切は12月20日と迫っていますが、これをお読みになっているみなさまにも、ご協力いただければと存じます。

署名用紙の jpeg ファイルを以下に掲げます(pdf ファイルはございません)。こちらをダウンロードいただき、お使いくださいませ。集めていただきました署名は、用紙に記載されている「原発いらん! 山口ネットワーク」まで直接お送りいただければ幸いです。





2015年11月8日日曜日

2015/11/18公開学習会「避難から考える上関原発の不合理性-過酷事故なら安倍首相の選挙区も崩壊?-」@東京新宿

「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために」(略称 上関どうするネット)は、以下のとおり、『原発避難計画の検証』(合同出版)の著者である上岡直見さんを招いて東京都新宿区で学習会を行います。この学習会は公開で行います。上関どうするネットのメンバーではないみなさまも、お気軽におこしください。
チラシの pdf 版は以下よりご利用いただけます。→ http://yahoo.jp/box/wTK3qj
また、この記事の末尾に jpeg 版のちらしを置きます。適宜ご利用ください。


避難から考える上関原発の不合理性
-過酷事故なら安倍首相の選挙区も崩壊?-
~『原発避難計画の検証』の著者 上岡直見さんを招いて ~

「奇跡の海」「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町田ノ浦に原発を建設する計画が浮上してから33年。建設予定地の真向かいに暮らす祝島の人たちを中心とした粘り強い反対によって建設計画は中断しています。

この上関原発には「原子力発電所そのものの危険性」という問題のほかに、
「今さら原発の電気に頼る必要がないこと」
「漁業資源や自然環境への悪影響」
「活断層の存在による安全性の問題」
「33年間も住民合意が得られていないこと」など、様々な問題があります。

今回の公開講座では、「事故が起こった時には離島の住民は避難できない」という避難の問題を考えます。
どなたでも参加できます。お気軽にご参加ください。

【上関どうするネット/11.18公開学習会のご案内】
◆ 11月18日(水)19:00~20:30(18:30開場)
◆ 講師  上岡直見さん(環境経済研究所代表/技術士)
◆ 参加・資料代:500円

主催:上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために
        (略称:上関どうするネット) http://kaminoseki.blogspot.jp/
会場:新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル 4F(東京・生活者ネットワーク会議室)
         TEL 03-3200-9234
        大江戸線・副都心線東新宿駅4分、西武新宿線・西武新宿駅5分、JR新宿駅・新大久保駅10分
        (会場地図) http://www.seikatsusha.me/4872-2/
お問い合せ: TEL 03-3200-9234(上坂・加藤)、電子メール dousuru_net@mail.goo.ne.jp

2015年10月14日水曜日

愛媛県知事宛に、伊方原発3号機の再稼働を認めないよう要請書と公開質問状を送付しました

上関どうするネットは、2015年10月12日付で、愛媛県知事宛に、「伊方原発3号機再稼働は認めない 愛媛県知事の『不同意』表明を求める要請書」と、「伊方原発3号機再稼働計画にかかる『公開質問状』」を送付しました。以下に文面を掲載いたします。pdfの要請書はこちら(http://yahoo.jp/box/Cx7awx)から、公開質問状はこちら(http://yahoo.jp/box/X6yGsH)からダウンロードいただけます。

愛媛県知事
中村 時広 様
2015年10月12日
上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~
(略称:上関どうするネット)
http://kaminoseki.blogspot.jp/
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL03-3357-3800 FAX03-3357-3801
原子力資料情報室 気付

伊方原発3号機再稼働は認めない
愛媛県知事の「不同意」表明を求める要請書

私たちは、山口県上関町長島での原子力発電所建設計画に反対して、2009年より主に首都圏で活動している市民のネットワークです。
2011年3月11日に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故は、原子力発電が人々の安心・平和とは対極にある、あらゆる生命体と相容れない未完の核技術であることを世界中に知らしめました。首都圏に住む私たちは、それ以前から、瀬戸内海の環境を破壊し、国民の食生活をおびやかすおそれのある上関原子力発電所建設計画に反対してきました。福島の事故により原発事故の影響の甚大さを目の当たりにした3.11以後は、一層切実に原発の危険性を感じています。
私たちは、日本の原子力発電所が一日も早く全廃され、上関原発はじめ、新規の原発建設計画がただちに中止され、白紙撤回されることを今まで以上に強く望んでいます。脱原発依存、新規原発建設計画の中止は国民の大多数が求めていることでもあります。
日本の原発の中で唯一内海に面して建つ四国電力伊方原子力発電所の、半径30キロ圏(UPZ)には、山口県上関町八島も含まれます。伊方で福島原発のような事故が起これば、八島はもとより、間近に見える長島や祝島もまた、空と海から襲う放射能によって強制避難地域になる可能性があります。瀬戸内海は、停滞性が強く極めて浅い海であることから、海の放射能汚染が複数の周辺府県・自治体に与える影響は計り知れません。福島事故により、瀬戸内における伊方原発の意味が変わったのです。
私たち「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~」は、日本の至宝・瀬戸内海の自然を守り次世代につなぐためには、伊方原発による放射能放出の可能性をゼロにせねばならないという視点から、伊方原発3号機再稼働に断固反対の意思をここに表明するとともに、愛媛県はもとより周辺府県・自治体住民の生命と財産を守る観点からも、愛媛県知事におかれては、伊方原発3号機再稼働に関して、「不同意」の態度を表明されることを強く求め、本要請書を提出するものです。
合わせて、本件に関する真摯で公正な議論を望む立場から、「公開質問状」(別紙)を提出させていただきます。

【要請事項】
四国電力伊方原子力発電所3号機再稼働に関して、速やかに「不同意」とすること。

【要請の理由】
1.    東京電力福島第一原子力発電所事故はいまだ収束せず、放射能汚染・高レベル汚染水、12万人にも上る被災避難者、被曝労働と、問題が山積しているのが福島の現実である。しかも過酷事故を引き起こした原因・要因の特定はもとより、十分な総括や反省がなされないまま今日に至っている。こうした中、四国電力伊方原子力発電所再稼働計画が進んでいることは、あってはならない由々しき事態であり、決して容認できるものではない。

2.    原子力規制委員会の審査合格は、規制委が自ら認めているように安全の保障ではない。東日本大震災以来、地震や火山活動が活発化している。ひとたび大地動乱が起これば、原発震災=原発過酷事故を引き起こす原発再稼働は断じて避けるべきである。新規制基準では基準地震動の加速度を650ガルまで引き上げたが、他の原発において、基準地震動を上回る地震が過去10年間に5回も発生している事実に照らして、現状の基準地震動は、原発の耐震設計の基礎として、極めて不十分である。知事はさらに1000ガルまで引き上げるべく要請とされているが、現実には2007年に発生した新潟県中越沖地震(M6.8)での、柏崎刈羽原発1号炉での基準地震動に相当する解放基盤表面はぎとり波は1699ガルに達し、2008年岩手・宮城内陸地震(M7.2)では、それまで予測されていなかった活断層が動き、地表面で4022ガルを観測している。この事実に則して考察すれば、そもそも中央構造線至近に立地している伊方原発は、本来そこにあってはならない原発サイトである。

3.    瀬戸内海は、停滞性が強く極めて浅い海であることから、ひとたび伊方で重大きわまる原発事故が起きたら、海に直接降り注ぐ放射能、原発サイトから液体で流出する放射能の双方の汚染(プルトニウムの海底への沈着が大いに危惧される)はもとより、地表面へ降り注ぐセシウム134、137もまた川・湖を経て海を汚染し続け、瀬戸内海全域に壊滅的な被害をもたらすことになる。海流が一方向でなく、往復流であることも重なって、汚染の長期化は避けられない。太陽、月、そして地球の相互作用により形成される瀬戸内海の豊かさを台無しにしてしまう選択は、愛媛県がしてはならないことである。複数の周辺府県・自治体に与える影響は計り知れず、広域に及ぶ環境汚染により、農・林・漁業労働を奪うことになる。この意味で、唯一内海に面して建つ伊方原発は、本来そこにあってはならない原発サイトであり、事故に至らなくても恒常的に海の汚染を引き起こす原発の再稼働は断念するべきである。

4.    再稼働が目されている伊方原発3号機は、ウランにプルトニウムを混ぜたMOX燃料を装荷するプルサーマル発電を採用している。ウラン燃料を前提に設計された原子炉でMOX燃料を使用することは、もともと危険な原発をさらに危険なものにすることからも、3号機の再稼働は断念するべきである。MOX燃料を入れた原子炉とウランだけを入れた原子炉とで、運転サイクルの最後の時点で存在するアクチニドの量を比較するとMOX炉心の方が5~22倍も多くなると指摘されている(MOX燃料のプルトニウムの存在に起因)。MOX炉心のアクチニドの量が大きいということは、重大な封じ込め機能喪失事故から生じる影響(急性死や潜在的ガン死)が、ウランだけを使った原子炉で同様の事故が起きた場合と比べ、ずっと大きくなる可能性があることを意味している。

5.    伊方原発が立地する佐田岬を含めた愛媛県の空は、米軍の管制下にある。1988年には原発ドーム至近800メートルの山腹に米軍の大型ヘリが激突、炎上し、乗員7人が死亡する大事故が起きている。しかし、米軍は地位協定を盾に事故報告書すら公表しないまま時が流れている。事故が多発する米軍ヘリ、オスプレイの国内配備と、岩国基地への飛来によって、米軍機墜落事故の危険性は一層強まることとなる。しかし、この問題が1~3号炉の安全審査では全く無視されていることを、知事は深刻に受け止めるべきである。

6.    原子力規制委員会が定めた「原子力災害対策指針」では、従来、原子力災害対策重点区域として、 「原子力施設から半径5キロ」を目安として「予防的防護措置を準備する区域(PAZ)」を、「原子力施設から30キロ」を目安として「緊急時防護措置を準備する区域(UPZ)」を定め、かつ「UPZ範囲外であっても、その周辺を中心に防護措置が必要となる場合がある」「UPZ外においても防護措置の準備が必要となる場合がある」と定めていた。しかし、2015年4月22日に改定された同指針では、30キロの範囲外にかかる記述が削除されている。これでは、規制委をはじめとする政府関係機関は、原子力災害に真剣に向きあっているとは認められず、福島事故がもたらした広範にわたる被害現状と課題から何も学んでいないことになる。PAZ、UPZ圏内における避難時間を短縮する画期的な方法は見当たらず、とくに圏外とされた地域、自治体への事前・応急・中長期対策などに関する国などの支援にかかる記述がみられないままの原発再稼働は、百歩譲ってなお論外である。仮に原子力災害対策や避難計画が書面上充実したとしても、いざ事故になれば、整然とした避難など不可能であり、広範かつ甚大な被曝から免れないことは福島原発事故が実証している。 

以上

愛媛県知事
中村 時広 様
2015年10月12日
上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~
(略称:上関どうするネット)
http://kaminoseki.blogspot.jp/
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL03-3357-3800 FAX03-3357-3801
原子力資料情報室 気付

伊方原発3号機再稼働計画にかかる「公開質問状」

私たち「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~」は、日本の至宝・瀬戸内海の自然を守り次世代につなぐために、四国電力伊方原子力発電所3号機再稼働に断固反対の意思を表明するとともに、愛媛県はもとより周辺府県・自治体住民の生命と財産を守る観点からも、愛媛県知事におかれては、伊方原発3号機再稼働に関して、「不同意」の態度を表明されることを強く求め、「要請書」(別紙)を提出させていただきました。
合わせて、本件に関する真摯で公正な議論を望む立場から、以下の「公開質問」にお答えいただきたく、本質問状を提出させていただきます。ご回答は、私たち「上関どうするネット」の今後の活動に活かしますとともに、引き続き知事との双方向の議論へと進めたく願っています(なお、私たちの公式ブログでの公開を予定します)。
ご回答は、ご多忙の折とは存じますが、10月31日を目途に、返信用封筒にてご返送の労をいただきたく、伏してお願い申し上げます。

【公開質問】(1~9:12項目)
1.    東京電力福島第一原子力発電所事故が収束せず、原因究明や被害者の賠償、責任者の処罰なども置き去りにされたままでの原発再稼働は、いったい許されるのでしょうか。(Q1-1)
10月6日に、市民団体が四国電力伊方原子力発電所の再稼働に反対する13万筆に及ぶ署名を愛媛県に提出したように、大多数の市民が原発再稼働に反対していることを、いったい無視してよいのでしょうか。(Q1-2)
さらに、福島原発事故とその後の国の対応を踏まえれば、原発事故の「責任」を取ることなど不可能だと私たちは考えますが、安倍総理は原発事故への「国の責任」を明言しました。安倍総理が明言した「国の責任」とは具体的にどのようなものでしょうか。(Q1-3)
原発再稼働問題でまず問われるべきこの3点について、知事の見解をお聞きします。

2.    近年、地震や火山活動が活発化しています。原発の耐震設計の基礎とされる基準地震動は、過去数十年の地震の平均像を元にしたものに過ぎず、将来にわたって発生が予想される地震の最大値ではありません。実際に、過去10年間に4つの原発サイトで合計5回、基準地震動を超過する事態が生じてもいます。つまり、原発の設備は、今後発生する可能性のある地震の揺れに耐えられるのかどうか、安全性が保証されていないのです。伊方原発から中央構造線までは約8キロ、1596年には中央構造線と連動する形で慶長「豊予」地震が起こり、伊方周辺に10~15メートルの津波が到来した可能性があるとされています。このことからも伊方原発は非常に危険な立地条件下にあると考えますが、知事は、この点についてどのようにお考えでしょうか。(Q2)

3.    愛媛県は、燧灘、伊予灘、そして豊後水道と多様な特性を有した内海を活かして、わが国でも有数の水産県を誇ってきました。しかし、仮に伊方原発が再稼働し、過酷事故が起きた時、海とのかかわりにおいて、愛媛県の水産業が壊滅的な被害を受けることは必至であると考えます。知事は、いかなる事態が発生することになるのか、具体的にどのようなイメージをお持ちでしょうか。(Q3)

4.    安全性も経済性も度外視、誤った国策=核燃料サイクル政策の末に生み出された余剰プルトニウムの、その消費策でしかない危険きわまるプルサーマル発電について、知事の見解を求めます。(Q4-1)
プルサーマルに関しては規制委員会も手をつけておらず問題になっています。最初に伊方原発でプルサーマルを導入する時には、愛媛県は検討委員会を設置、それなりに県としての審議の場、可否を問う場を経ています。福島原発事故の教訓を踏まえれば、プルサーマル導入について改めて県として独自の審査をするべきと考えます。知事のお考えをお聞かせください。(Q4-2)

5.    米軍ヘリの飛来、オスプレイの国内配備と、岩国基地への飛来によって、米軍機墜落事故の危険性は一層強まっています。ところが、この重要問題が1~3号炉の安全審査では完全に無視されています。このことについて、原子力安全を確認するお立場におられる知事の見解をうかがいます。(Q5)

6.    伊方原発は、東西に細長く険しい佐田岬半島に立地しており、重大事故発生時の対策、収束要員の支援や、肝心のUPZ圏内における緊急時防護措置においても、住民避難計画との整合は依然不明です。避難時間を短縮するとしているものの具体・画期的な方法が示されたとは認められません。加えて、UPZ圏外とされた、しかし事故発生時には甚大な被害をこうむることが予想される、瀬戸内の小島、離島などへの安全配慮について、知事はどのように考えておられますか。(Q6)

7.    川内原発の再稼働をめぐっては、薩摩川内市と鹿児島県知事の賛成表明だけで、あたかも周辺住民が合意したようにして再稼働への手続きにゴーサインが出されました。しかし、避難計画提出を義務付けている自治体には、再稼働の判断に関する当事者としての権限が与えられるべきだと考えます。被害についてだけ避難計画の策定を義務付けておいて、再稼働をめぐる選択では、何の権限も与えられないというのでは、すでに民主主義のルールから逸脱しているといわざるを得ません。この点について、知事のお考えをお聞かせください。(Q7)

8.    地方創生2法が成立し、愛媛県においても、それを促進するための計画策定や具体的な取り組みが始まっていると思います。地方創生と原発の再稼働は、到底相容れないものと私たちは考えます。福島原発事故は、「日本の原発でも、過酷事故は起こり得る」という現実を突きつけています。たった一つの発電所が事故を起こしただけで、国が兆単位の財政を発動して対処せねばならないような技術に、さらに依存していくことの愚かさは、通常の意識を有した政治家であれば理解できるのではないかと思うのですが、いかがお考えでしょうか。(Q8)

9.    知事は、原発を稼働するとはいかなることとお考えでしょうか。生み出す熱量の3分の1を電気に変え、電気を供給するわけですが、これは同時に、新たな核分裂生成物(環境中に出れば、「死の灰」と言われる)を必然的に生み出します。福島事故では、原発サイトに存在していた核分裂生成物の1割に満たないものが環境中に放出しただけで、あれだけの被害を発生させました。関係者の死に物ぐるいの努力により、2011年3月15日ころを境に、さらなる悪化を防いだおかげで、あるところでとどまったのです。この経験を直視する時、私たちは、これ以上、新たに核分裂生成物をつくり出す行為は、もう卒業せねばならないと考えますが、そうした観点からも、伊方原発の再稼働の是非を考えるご意志はないでしょうか。(Q9)
以上

2015年9月30日水曜日

国会ニュース Vol. 15を発行・公開しました。

国会ニュース Vol. 15を、2015年9月18日、公開しました。今回の内容は以下のとおりです。
  • 7月26日に開催した「いらんじゃろう上関原発 人も自然もいきものも」の報告
  • 7月に新規制基準を満たしているとの決定がくだされ、メディアが再稼働に向かうと報道している愛媛県の四国電力伊方原発の危険性についての解説
  • 竹村英明さんの連載「エネルギーどうする辞典 その10  原子炉立地審査指針」
  • 10月5日に湯浅一郎さんを招いて東新宿で開催する公開勉強会のお知らせです。

pdf版は、https://yahoo.jp/box/UFLu6L よりダウンロードいただけます。うらおもてになっています。下に、jpegの画像をはりつけます。

国会ニュースvol. 15 おもて

国会ニュース vol.15 うら

2015年9月24日木曜日

10.5公開学習会「湯浅一郎さんに聞く―伊方原発再稼働問題を、上関・祝島から問う―」

上関どうするネットは、湯浅一郎さんを招いて2015年10月5日(月)夜に公開学習会を開催します。ちらし画像(jpg版)を末尾にいれます。pdf版は http://yahoo.jp/box/9QRNcr から入手いただけます。


「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために(略称:上関どうする
ネット)」 10.5公開学習会のご案内
湯浅一郎さんに聞く ―伊方原発再稼働問題を、上関・祝島から問う―

報道によると、去る3月、老朽化した原子力発電所5基の廃止措置(廃炉)が決まりました。しかし、その一方で倍返しのリプレイス計画、加えて新規原発計画も依然蠢いており、九州電力川内原発の再稼働が強行されてしまいました。

川内原発に次いで再稼働の有力候補とされるのが、日本の原発のなかで唯一内海に面している四国電力伊方原子力発電所です。その半径30キロ圏には山口県上関町八島も含まれます(* かみのせきちょう やしま:祝島の東海上15km地点にある離島)。

伊方で福島のような事故が起きれば、真近に見える上関町長島や祝島も、空と海から襲う放射能によって強制避難地域になるかもしれません。
福島事態により、風景の意味が変わったのです。

瀬戸内海を挟み、原発新設問題を抱える山口県上関町祝島から、伊方原発再稼働問題を問う10.5公開学習会を開催します。
事前申し込みは不要です。お気軽に、ご参加ください。

【上関どうするネット/10.5公開学習会のご案内】

◆10月5日(月)18:30~20:30(18:00開場)
◆湯浅一郎さん(NPO法人ピースデポ副代表/環瀬戸内海会議副代表)に聞く
    ―伊方原発再稼働問題を、上関・祝島から問う―
◆参加・資料代:500円

主催:上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために(略称:上関どうするネット)
    http://kaminoseki.blogspot.jp/
会場: 新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル 4F TEL 03-3200-9234
    大江戸線・副都心線東新宿駅徒歩4分、西武新宿線 西武新宿駅 徒歩5分
    JR新宿駅・新大久保駅徒歩10分 
    (会場地図) http://www.seikatsusha.me/4872-2/
お問い合せはーTEL03-3200-9234(上坂・加藤)

***上関どうするネットは、<求めるのは原発ゼロ社会・原発のリプレイス、新規原発NO!><再生可能エネルギーの活用を!>を合言葉に、上関原発計画(山口県上関町)の中止・白紙撤回を求め、首都圏を中心に活動している市民グループです。

2015年9月4日金曜日

アンケート抜粋ーー「いらんじゃろう! 上関原発~人も自然もいきものも ~」(2015/7/26)

大変遅くなりましたが、7/26「いらんじゃろう!上関原発~人も自然もいきものも~」にお寄せいただいたアンケートがまとまりました。
そのうち、公開してかまわないという方々のご意見・ご感想をお知らせします。
アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました。

2015.07.26 「いらんじゃろう!上関原発 ~人も自然もいきものも~」

アンケート回答(回答数35)


 湯浅さんの話もわかりやすかったと思いましたが、氏本さんの話は現地の様子がよくわかり、自分でも実際に見てみたいので祝島に行きたくなりました。おしどりマコ・ケンさんも楽しいだけでなく、福一での厳しい現実を教えてくれました。

 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」で上関原発反対運動のことを知り、30年余に亘る運動の持続性に、地域の方々の努力と苦労に思いを馳せてきました。
  福島原発事故で電力の消費者としての責任を深く考えさせられ、原発再稼働反対、福島の運動支援等を行ってきました。微力ながらこれからも続けていきたいと思っています。

 祝島の農業、ないものねだりでなく「あるもの探し」は感動。昔からの知恵はたくさんあるはず。
  オーストラリアのビル・モリスンが始めたパーマカルチャーに通じるなと思いました。氏本さんの農場に行きたい。懐かしい未来。

 氏本さんのユーモアあふれる話に引き込まれました。私の町(茨城県利根町)でも自然循環型社会を目指していきたいと考えています。
  おしどりマコさんは勉強家。私ももっと勉強しなければ!

 皆さんのお話各々がとても心に残り勉強になりました。
  人間が幸せに生きる社会とはどういう社会なのか、根源的な問いかけがあったと思います。
  おしどりマコさんの博識、探求心に拍手!です。スゴイ!! おもしろくわかりやすかったです。
  また開催してください。

 伊方原発再稼働反対四国電力株主会として高松まで株主総会に出席してきました(却下されましたが)。
  瀬戸内海の豊かさはやはり守り通さなくては、と再確認しました。
  祝島のあるものさがし型の思想に触れるため一度は訪れてみたくなりました。

 有機的なつながりを伝えてくださってありがと。氏本さんの話を聞いて、無理強いの、祝島自然エネルギー100%計画はないナと思い、ちょっと安心しました。

 海と山だけでなく宇宙まで含めた循環の話は、とても興味深くお聞きしました。
  北極圏のメタンガス(海でも陸でも)放出は、ニュースで見聞きするだけで不安でなりません。宇宙規模の大きな話でなくとも、自分や友人、その子供たちの行く末を考えれば今できることをやっていく、知ったことを伝えていくことをやめることはできません。
  これからも情報発信をよろしくお願いします。

 企画ありがとうございます。
  一度祝島に行ってみたいと思っています。
  それぞれもう少し長い時間伺いたい内容でした。

 おしどりさんの参加がとてもよかったです。わかりやすくてとても楽しい。自分も、という気持ちになります。

 農作業と同様、集会もわいわいやるのが楽しいですね。
  5月に祝島の民宿「くにひろ」に泊まってきましたが、今日のお話を聞いて、より理解が深まったような気がします。
  リヒトホーフェン、カーソン、循環型社会、生物多様性など理論的、体系的でよかったです。
  また氏本さんのお話は実践的で、次はぜひこいわい食堂で味わいたいと思いました。

 前々から氏本さんにお会いしたかった(4月に祝島に行ったときお会いできなかった)。
  今日お話を聞いて感動! 神舞のお話、棚田の石積みのお話、“懐かしい未来”のお話、農園の話、U/I Turn の若者たちの話等々、すべてのお話が胸をうった。また祝島に行きます。

 氏本さんが2012年3月11日に郡山に来てくださいました。祝島名産のひじきをおみやげにいただいて、みんなで分け合い、おいしくいただきました。
  今日はあのときよりも軽いタッチで楽しく聴けました。今まさしく「なつかしい未来」にあるべきに共感しております。
  おしどりマコさんのお話は初めて聞きました。難しい話(原発関連)をマンザイ風に楽しく聞きました。

 おしどりマコさんのプレゼン、司会がとても良かった。
  「なつかしい未来」、「日々の生活にたくさんの一票」が印象的な言葉だった。

 「知らんぷりせんことや!」、良い言葉を聞きました。
  東京ドームで集まれるまで仲間を増やしていきましょう。

 湯浅さんの説明で瀬戸内海の豊かさの内容がよくわかりました。
  氏本さんの“祝島”の生活が日本全体にも言えることがわかりました。
  菅波さんの公有水面埋立の法律が大事だとよく理解できました。
  おしどりマコさんの福島第一原発事故のことについてもっと詳しく話を聞きたいと思いました。

 漁業権とは何でしょう? 漁協と事業者との折り合いがつけば金銭補償で解決した後もそのまま漁を続けられる。何事もなければ良いですが、福島のような事故が起これば手のほどこしようがありません。内心原発反対でも金銭を受け取ってしまったら表だって反対はできません。そこで、事業者と漁協のなれ合いが生まれます。漁協は金銭を受け取った時点で漁業権を放棄して漁もやめて解散するくらいの覚悟で交渉してほしいものです。

 氏本さんのお話がとても心に響きました。
  祝島のように日本中がなればどれだけ本当の豊かさを取り戻せるだろうと思いました。

 湯浅さん、氏本さん、菅波さんの話は、各々が実践に裏付けられていて、説得力がありました。
  おしどりマコ・ケンさんの話もメリハリが効いていて、楽しく理解することができました。祝島のスラップ訴訟の当事者の方の「知らんぷりしないこと」という言葉が印象に残りました。

 上関、祝島、まだ見ぬ土地ですが、鎌仲監督の映画、那須圭子さんのフォトジャーナル、DAYSJAPAN、週刊金曜日等の情報で関心を持つようになりました。辺野古の問題、安保法制、すべてはつながって精神の下の災厄ということが、すごくわかりやすく理解できました。
  これからも支援し続けたいし、ぜひ訪れてみたい。

 ものの考え方を勉強しました。ありがとうございます。
  物の生産をするときのことなど、もっとお話聞きたいです。またよろしくお願いします。

2015年9月2日水曜日

「いらんじゃろう上関原発~人も自然もいきものも~」(2015年7月26日、日比谷)報告

わたくしども上関どうするネットが2015年7月26日に開催した「いらんじゃろう上関原発~人も自然もいきものも~」 の報告書が、わたくしどものプロジェクトチームより届きましたので、紹介します。
pdf ファイル版はこちらで公開しました→ http://yahoo.jp/box/lLdVw9

〈いらんじゃろう上関原発~人も自然もいきものも~〉
日時:2015年7月26日(日) 13:30~16:00(開場13:00) 終了後パレード
場所:日比谷コンベンションホール

 「奇跡の海」「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町田ノ浦に原発を建設する計画が浮上して33年。建設予定地の真向かいに暮らす祝島の人たちを中心とした粘り強い反対によって建設計画は中断されています。しかし、3.11を経てもなお、国も中国電力もあきらめていません。

 首都圏で上関原発に反対する活動している「上関どうするネット」は2009年に発足し、このバカげた計画を多くの人に知ってもらうために、2010年から毎年イベントを開催しています。

 今年は、7月26日(日)に海洋環境学者の湯浅一郎さん、祝島の「氏本農園代表」の氏本長一さん、福島原発事故の精力的な取材を続けている、おしどりマコ・ケンさんをゲストに迎え、日比谷コンベンションホールで「いらんじゃろう上関原発~人も自然もいきものも~」を開催しました。当日は、「戦争法案廃案」を訴える、「7.26国会包囲」、「ママの渋谷ジャック」と重なり、集客が心配されましたが、集会には約160名が参加しました。


 環瀬戸内海会議副代表 湯浅一郎氏は、瀬戸内海は、単位面積当たりの漁獲量が世界の海の中でも圧倒的に高く、まさしく「豊穣の海」。地球と月、太陽の相互作用によってできる潮汐が潮流を生み出し、海水を循環させ、生物多様性をつくりだす「宇宙が作る恵みの場」を原発によって破壊させるわけにはいかないと訴えました。さらに、原発建設と再稼働は、日本列島の世界的にも優れた生物多様性を保持し、回復させることが、中長期的な基本戦略として打ち出した「生物多様性国家戦略」に逆行している、と指摘しました。


 祝島島民の氏本長一氏は、「懐かしい未来」をキーワードに、小さな離島『祝島』と大きな離島『日本』の基本的立地条件は同じはず。『ないものねだり型』ではなく『あるものさがし型』の地域づくりで本当の豊かさ(健康・安全・安心)を求めていくことの重要性を語りました。千年以上の歴史がある「神舞神事」は、植物系食糧を主体とした健康的な食生活や、種子の確保による食糧自給を示唆するものだということがわかりました。


 上関どうするネットのメンバーの菅波完氏は、「上関原発計画に係わる公有水面埋立免許問題」を時系列で整理し、問題点を明らかにしました。本来であれば埋立免許交付から1年以内に着工、着工から3年以内に竣工が条件になっていたにもかかわらず、上関原発計画を継続させようとする政治的な思惑が、道理も手続きも逸脱したかたちで埋立免許を「延命」させている。山口県知事は「不許可」を決定すべきと訴えました。

 おしどりマコ・ケンさんは、軽快なやりとりで「祝島」訪問記を展開。


 福島第一原発の3号機使用済み燃料プールからの20tの燃料交換機の引き上げ作業について、敷地内の作業を中断して行うシビアなものであり、日程が迫っているのに、まったく周知されていないことは大問題と訴えました。 

 集会後のパレードには、国会包囲から合流された方など約200名が参加し、「上関原発計画完全撤回」をコールしながら、日比谷公園~新橋東電前~外堀通り~数寄屋橋交差点銀座通~水谷橋公園まで歩きました。

 福島の原発事故の収束が遅々として進まず、復興の目処すら立っていないのに、再稼働だけでなく新規建設も進めようとしている国のエネルギー政策。5月に示された「長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)」の骨子案では、2030年度時点で原子力発電が20~22%を占めています。自然も暮らしも破壊する原発は稼働させるべきではありません。「近い将来、『祝 上関原発計画白紙撤回』のイベントを開催したい」、参加者の誰もがそう感じたはずです。

2015年8月5日水曜日

7/26の「いらんじゃろう! 上関原発」落とし物のお知らせ

7月26日のイベントへのご参加ありがとうございました。
当日会場にハンカチの落とし物がありました。
早くにお知らせすべきところすっかり遅くなり、申し訳ありません。
このハンカチにお心当たりのある方は、ご連絡先をどうするネットまでお知らせください。
メールアドレス: dousuru_net@mail.goo.ne.jp

後ほど郵送させていただきます。


2015年8月2日日曜日

「いらんじゃろう! 上関原発」無事終了しました。

わたくしどもが2015年7月26日(日)東京の日比谷コンベンションホールで開催した「いらんじゃろう! 上関原発 ~人も 自然も いきものも~」は、お陰さまでたくさんのみなさまにお運びいただき、無事終了しました。

ゲストの皆様(湯浅一郎さん、氏本長一さん、おしどりマコ・ケンさん)に大きな拍手がありました。

会場は熱気でムンムンでした。

参加者は、約160名でした。

また、デモは、当日、戦争法案の国会包囲行動から合流した方、途中から飛び入りの外国人の方々もいて、約200名でした。

ご参加のみなさま、応援してくださった皆さま、スタッフ参加のみなさま、おつかれさまでした。

この集まりが、明日への力になっていくことと思います!

KENさん(http://kentucky23.asablo.jp/blog/)が撮影くださった、パレードの様子が、以下よりご覧いただけます(KENさんありがとうございました!)。また、上関どうするネットのfacebook(https://www.facebook.com/Kaminoseki.dou)やTwitter(https://twitter.com/Kaminoseki_dou)にも、たくさんのみなさまの写真や感想をシェアさせていただきました。どうもありがとうございました! 


2015年7月26日日曜日

【主催イベント7/26@東京】「いらんじゃろう! 上関原発」のご案内

来たる2015年7月26日(日)に東京で当ネットが開催するイベントの告知です。ご予約、ご賛同、お待ち申し上げます。pdfチラシのおもて面はhttp://yahoo.jp/box/iYFk4V、うら面はhttp://yahoo.jp/box/lnPgWeよりダウンロードいただけます。(文末にjpeg画像をいれます)
2015/05/23追記:「【お願い】」を、「午後1時」から「13:30」に変更しました。

いらんじゃろう! 上関原発

~人も 自然も いきものも~


日時:2015年7月26日(日)13:30~16:00(開場13:00)
  • 終了後パレードもあります。16:30スタート

会場:日比谷コンベンションホール(千代田区日比谷図書文化館地下)
  • 千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
  • 東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線 霞ヶ関駅C4・B2出口より徒歩5分、都営地下鉄 三田線 内幸町駅A7出口より徒歩3分 JR新橋駅より徒歩12分

参加費:1000円(当日受付にてお支払いください) 
定員200人/要予約

ゲスト:
  • 湯浅一郎さん(理学博士・海洋物理学/海洋環境学専門)
  • 氏本長一さん(祝島在住・「氏本農園」代表)
  • おしどりマコ・ケンさん(吉本クリエイティブ・エージェンシー所属/漫才協会会員)

参加費1000円 / 要予約 (定員200名)

ご予約方法
  • web予約フォーム
  • FAX 03-3357-3801
*事前予約は7月24日(金)17:00まで。(定員になり次第締め切ります)
*【お願い】当日は13:30までに会場にお越しください。時間を過ぎると、ご入場いただけない場合があります。

「奇跡の海」「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町(かみのせきちょう)田ノ浦原発計画が持ち上がって33年になります。いま原発建設計画は、予定地の真向かいに暮らす祝島(いわいしま)の人たちの粘り強い反対によって中断されています。しかし中国電力は原発建設をあきらめていません。

建設にともなう海の埋め立ては地域の生態系に大きな影響を与えるため、私たちはこの「奇跡の海」を残し、原発のない暮らしを実現したいと願っています。

東京電力福島第一原子力発電所の事故から4年、収束の兆しすら見えないにもかかわらず、政府は原発再稼働を強引に進めようとしていますが、これはとんでもないことです。

まして新規の原発なんて「いらんじゃろうが!」(←山口弁です)

海洋環境学が専門の湯浅一郎さんと祝島の氏本長一さんのお話をお聞きし、おしどりマコ・ケンさんのステージで大いに盛り上がり、日比谷の町をにぎやかにパレードしましょう!
ゲストプロフィール

湯浅一郎さん「瀬戸内海の豊かさと原発 -リヒトホーフェンの懸念を念頭に-」
1949年東京生まれ。東北大学理学部地球物理学科卒。
専門は海洋物理学、海洋環境学。元産業技術総合研究所研究員。
1975 年、旧通産省中国工業技術試験所(呉市)に入り、2009 年まで瀬戸内海汚染問題に取り組む。理学博士。
現在、NPO 法人「ピースデポ」副代表。環瀬戸内海会議顧問。
著書に「科学の進歩とは何か」(第三書館)、「海の放射能汚染」「海・川・湖の放射能汚染」(緑風出版)など。

氏本長一さん「祝島で生きる」
1950 年山口県祝島生まれ。帯広畜産大学卒。
北海道稚内市営牧場長、宗谷畜産開発公社宗谷岬肉牛牧場長などを歴任。
酪農教育ファームの実施や日本初となる
肉牛トレーサビリティと家畜福祉の制度化、稚内市の全消費電力の7割をまかなう国内最大規模の風力発電基地の誘致などに携わる。
2007 年に帰島し、完全放牧養豚や水稲、果樹、野菜の有機栽培に取り組みながら地産地消の「こいわい食堂」を営業している。
氏本農園」代表。一般社団法人「祝島千年の島づくり基金」理事。

おしどりマコ・ケンさん
吉本クリエイティブ・エージェンシー所属。漫才協会会員。
マコさんは鳥取大学医学部中退という変わり種。
アコーディオンを弾きながらパントマイムや針金やテルミンを操るケンさんとの夫婦コンビで、吉本芸人として活躍してきた。
福島原発事故で活動を一変、一貫して原発問題を精力的に取材し「原子力村」の暗部を痛快・明快に語り切る。自由報道協会理事。
現在『DAYS JAPAN』や『マガジン9』にコラムを連載中。

「いらんじゃろう! 上関原発」賛同募集中!
個人1口 1,000 円、団体1口 3,000 円
郵便振替口座 00130-3-338139
加入者名 上関どうするネット

主催:上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)


2015年7月25日土曜日

2015年7月26日の「いらんじゃろう上関原発」団体賛同、個人賛同募集のお知らせ

上関どうするネットが来たる2015年7月26日に開催するイベントへの、団体様、個人様の賛同を以下のとおり募っています。ご協力いただければ幸いです。

2015.7.26 
いらんじゃろう! 上関原発~人も自然もいきものも~ 
賛同のお願い

  「奇跡の海」「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町田ノ浦に原発を建設する計画が浮上して33年になります。いま原発建設計画は、予定地の真向かいに暮らす祝島の人たちを中心とした粘り強い反対によって中断されています。しかし中国電力は原発建設をあきらめていません。

 建設にともなう海の埋め立ては地域の生態系に大きな影響を与えるため、私たちはこの「奇跡の海」を残し、原発のない暮らしを実現したいと願っています。

 3・11東京電力福島第一原発の事故から4年、収束の兆しすら見えないにもかかわらず、政府は原発再稼働を強引に進めようとしていますが、とんでもないことです。

 まして新規の原発なんて「いらんじゃろう!」

当日は、海洋環境学が専門の湯浅一郎さんと、氏本長一さんのお話をお聞きし、おしどりマコ・ケンさんのステージの後、日比谷の街をパレードして、街行く人に上関原発反対を訴えます。

 上関原発計画を白紙撤回に追い込むため、全国の皆さまのお力が必要です。皆さまのご賛同を心よりお願い申し上げます。

■日時・会場  2015年7月26日(日)13:30~16:00   日比谷コンベンションホール(東京・日比谷)
 
■賛同金    個人1口 1,000円    団体1口  3,000円 

■振込の場合  郵便振替口座 00130-3-338139 加入者名 上関どうするネット

*団体賛同は7月15日分まで、当日プログラムとブログに団体名を掲載させていただきます。
 可・不可をご記入願います。 賛同団体は当日の置きチラシが可能です。
 賛同団体のものに限らせていただきますのでご了承ください。

主催:上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~(略称 上関どうするネット)
メール dousuru_net@mail.goo.ne.jp
ブログ http://kaminoseki.blogspot.jp/
FAX 03-3357-3801  TEL 03-3357-3800
(原子力資料情報室 伴  なるべくメールでお願いします)

20150726「いらんじゃろう! 上関原発」@日比谷 賛同団体リスト(7/23現在)

上関どうするネットが2015年7月26日に開催するイベント、「いらんじゃろう! 上関原発」の、賛同団体が増えましたので、連絡申し上げます。賛同をご検討いただける各団体様には、こちらの記事をご覧いただければ幸いです。

  1. 有明海漁民・市民ネットワーク
  2. 環境まちづくりNPO 元気力発電所
  3. 瀬戸内うみすずめ会
  4. 大國神社
  5. 特定非営利活動法人エコメッセ
  6. 練馬・生活者ネットワーク
  7. 品川・生活者ネットワーク
  8. 成清海苔店
  9. 森と海研究所
  10. 大地を守る会・おさかな喰楽部
  11. 板橋・生活者ネットワーク
  12. ふぇみん婦人民主クラブ
  13. 大地を守る会
  14. 大田・生活者ネットワーク
  15. ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン
  16. 原子力資料情報室
  17. 日本食品工業株式会社 
  18. プルトニウムフリーコミュニケーション神奈川
  19. イージーパワー株式会社
  20. 東京・生活者ネットワーク
  21. ウィメンズアクションネットワーク(WAN)
  22. 東京ワーカーズ・コレクティブ協同組合
  23. eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)


2015年7月15日水曜日

20150726「いらんじゃろう! 上関原発」@日比谷 賛同団体リスト(7/11現在)

上関どうするネットが2015年7月26日に開催するイベント、「いらんじゃろう! 上関原発」の、賛同団体が増えましたので、連絡申し上げます。賛同をご検討いただける各団体様には、こちらの記事をご覧いただければ幸いです。

  1. 有明海漁民・市民ネットワーク
  2. 環境まちづくりNPO 元気力発電所
  3. 瀬戸内うみすずめ会
  4. 大國神社
  5. 特定非営利活動法人エコメッセ
  6. 練馬・生活者ネットワーク
  7. 品川・生活者ネットワーク
  8. 成清海苔店
  9. 森と海研究所
  10. 大地を守る会・おさかな喰楽部
  11. 板橋・生活者ネットワーク
  12. ふぇみん婦人民主クラブ
  13. 大地を守る会
  14. 大田・生活者ネットワーク
  15. ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン
  16. 原子力資料情報室
  17. 日本食品工業株式会社 
  18. プルトニウムフリーコミュニケーション神奈川
  19. イージーパワー株式会社
  20. 東京・生活者ネットワーク
  21. eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)


2015年7月9日木曜日

20150726「いらんじゃろう! 上関原発」@日比谷 賛同団体リスト(7/8現在)

上関どうするネットが2015年7月26日に開催するイベント、「いらんじゃろう! 上関原発」の、賛同団体が増えましたので、連絡申し上げます。賛同をご検討いただける各団体様には、こちらの記事をご覧いただければ幸いです。

  1. 有明海漁民・市民ネットワーク
  2. 環境まちづくりNPO 元気力発電所
  3. 瀬戸内うみすずめ会
  4. 大國神社
  5. 特定非営利活動法人エコメッセ
  6. 練馬・生活者ネットワーク
  7. 品川・生活者ネットワーク
  8. 成清海苔店
  9. 森と海研究所
  10. 大地を守る会・おさかな喰楽部
  11. 板橋・生活者ネットワーク
  12. ふぇみん婦人民主クラブ
  13. 大地を守る会
  14. 大田・生活者ネットワーク
  15. ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン
  16. 原子力資料情報室
  17. 日本食品工業株式会社 
  18. プルトニウムフリーコミュニケーション神奈川
  19. イージーパワー株式会社


2015年6月27日土曜日

20150726「いらんじゃろう! 上関原発」@日比谷 賛同団体リスト(6/26現在)

上関どうするネットが2015年7月26日に開催するイベント、「いらんじゃろう! 上関原発」の、賛同団体が増えましたので、連絡申し上げます。賛同をご検討いただける各団体様には、こちらの記事をご覧いただければ幸いです。

  1. 有明海漁民・市民ネットワーク
  2. 環境まちづくりNPO 元気力発電所
  3. 瀬戸内うみすずめ会
  4. 大國神社
  5. 特定非営利活動法人エコメッセ
  6. 練馬・生活者ネットワーク
  7. 品川・生活者ネットワーク
  8. 成清海苔店
  9. 森と海研究所
  10. 大地を守る会・おさかな喰楽部
  11. 板橋・生活者ネットワーク
  12. ふぇみん婦人民主クラブ
  13. 大地を守る会
  14. 大田・生活者ネットワーク
  15. ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン
  16. 原子力資料情報室
  17. 日本食品工業株式会社 


2015年6月23日火曜日

20150726「いらんじゃろう! 上関原発」@日比谷 賛同団体リスト(6/22現在)

上関どうするネットが2015年7月26日に開催するイベント、「いらんじゃろう! 上関原発」の、賛同団体が増えましたので、連絡申し上げます。

  1. 有明海漁民・市民ネットワーク
  2. 環境まちづくりNPO 元気力発電所
  3. 瀬戸内うみすずめ会
  4. 大國神社
  5. 特定非営利活動法人エコメッセ
  6. 練馬・生活者ネットワーク
  7. 品川・生活者ネットワーク
  8. 成清海苔店
  9. 森と海研究所
  10. 大地を守る会・おさかな喰楽部
  11. 板橋・生活者ネットワーク
  12. ふぇみん婦人民主クラブ
  13. 大地を守る会

賛同をご検討いただける場合は、こちらの記事をご覧いただければ幸いです。

2015年6月17日水曜日

20150726「いらんじゃろう! 上関原発」@日比谷 賛同団体リスト(6/15現在)

上関どうするネットが2015年7月26日に開催するイベント、「いらんじゃろう! 上関原発」の、賛同団体が増えましたので、連絡申し上げます。


  1. 有明海漁民・市民ネットワーク
  2. 環境まちづくりNPO 元気力発電所
  3. 瀬戸内うみすずめ会
  4. 大國神社
  5. 特定非営利活動法人エコメッセ
  6. 練馬・生活者ネットワーク
  7. 品川・生活者ネットワーク
  8. 成清海苔店
  9. 森と海研究所

賛同をご検討いただける場合は、こちらの記事をご覧いただければ幸いです。

2015年6月13日土曜日

20150726「いらんじゃろう! 上関原発」@日比谷 賛同団体リスト(6/12現在)

上関どうするネットが2015年7月26日に開催するイベント、「いらんじゃろう! 上関原発」の、賛同団体が増えましたので、連絡申し上げます。

  1. 有明海漁民・市民ネットワーク
  2. 環境まちづくりNPO 元気力発電所
  3. 瀬戸内うみすずめ会
  4. 大國神社
  5. 特定非営利活動法人エコメッセ
  6. 練馬・生活者ネットワーク
  7. 品川・生活者ネットワーク

三たび、賛同募集の記事を以下にはりつけます。(こちらの記事と同じものです。)



2015.7.26 
いらんじゃろう! 上関原発~人も自然もいきものも~ 
賛同のお願い

   「奇跡の海」「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町田ノ浦に原発を建設する計画が浮上して33年になります。いま原発建設計画は、予定地の真向か いに暮らす祝島の人たちを中心とした粘り強い反対によって中断されています。しかし中国電力は原発建設をあきらめていません。

 建設にともなう海の埋め立ては地域の生態系に大きな影響を与えるため、私たちはこの「奇跡の海」を残し、原発のない暮らしを実現したいと願っています。

 3・11東京電力福島第一原発の事故から4年、収束の兆しすら見えないにもかかわらず、政府は原発再稼働を強引に進めようとしていますが、とんでもないことです。

 まして新規の原発なんて「いらんじゃろう!」

当日は、海洋環境学が専門の湯浅一郎さんと、氏本長一さんのお話をお聞きし、おしどりマコ・ケンさんのステージの後、日比谷の街をパレードして、街行く人に上関原発反対を訴えます。

 上関原発計画を白紙撤回に追い込むため、全国の皆さまのお力が必要です。皆さまのご賛同を心よりお願い申し上げます。

■日時・会場  2015年7月26日(日)13:30~16:00   日比谷コンベンションホール(東京・日比谷)
 
■賛同金    個人1口 1,000円    団体1口  3,000円 

■振込の場合  郵便振替口座 00130-3-338139 加入者名 上関どうするネット

*団体賛同は7月15日分まで、当日プログラムとブログに団体名を掲載させていただきます。
 可・不可をご記入願います。 賛同団体は当日の置きチラシが可能です。
 賛同団体のものに限らせていただきますのでご了承ください。

主催:上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~(略称 上関どうするネット)
メール dousuru_net@mail.goo.ne.jp
ブログ http://kaminoseki.blogspot.jp/
FAX 03-3357-3801  TEL 03-3357-3800
(原子力資料情報室 伴  なるべくメールでお願いします)

2015年6月10日水曜日

20150726「いらんじゃろう上関原発」@日比谷 賛同団体リスト(6/8現在)

上関どうするネットが来たる2015年7月26日に日比谷で開催する「いらんじゃろう! 上関原発」に、以下の団体様から賛同をいただきました。ありがとうございます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

賛同団体リスト(6/8現在、順不同、敬称略)
  1. 有明海漁民・市民ネットワーク
  2. 環境まちづくりNPO 元気力発電所
  3. 瀬戸内うみすずめ会
  4. 大國神社
  5.  

賛同募集の記事を以下にはりつけます。(こちらの記事と同じものです。)


2015.7.26 
いらんじゃろう! 上関原発~人も自然もいきものも~ 
賛同のお願い

  「奇跡の海」「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町田ノ浦に原発を建設する計画が浮上して33年になります。いま原発建設計画は、予定地の真向かいに暮らす祝島の人たちを中心とした粘り強い反対によって中断されています。しかし中国電力は原発建設をあきらめていません。

 建設にともなう海の埋め立ては地域の生態系に大きな影響を与えるため、私たちはこの「奇跡の海」を残し、原発のない暮らしを実現したいと願っています。

 3・11東京電力福島第一原発の事故から4年、収束の兆しすら見えないにもかかわらず、政府は原発再稼働を強引に進めようとしていますが、とんでもないことです。

 まして新規の原発なんて「いらんじゃろう!」

当日は、海洋環境学が専門の湯浅一郎さんと、氏本長一さんのお話をお聞きし、おしどりマコ・ケンさんのステージの後、日比谷の街をパレードして、街行く人に上関原発反対を訴えます。

 上関原発計画を白紙撤回に追い込むため、全国の皆さまのお力が必要です。皆さまのご賛同を心よりお願い申し上げます。

■日時・会場  2015年7月26日(日)13:30~16:00   日比谷コンベンションホール(東京・日比谷)
 
■賛同金    個人1口 1,000円    団体1口  3,000円 

■振込の場合  郵便振替口座 00130-3-338139 加入者名 上関どうするネット

*団体賛同は7月15日分まで、当日プログラムとブログに団体名を掲載させていただきます。
 可・不可をご記入願います。 賛同団体は当日の置きチラシが可能です。
 賛同団体のものに限らせていただきますのでご了承ください。

主催:上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~(略称 上関どうするネット)
メール dousuru_net@mail.goo.ne.jp
ブログ http://kaminoseki.blogspot.jp/
FAX 03-3357-3801  TEL 03-3357-3800
(原子力資料情報室 伴  なるべくメールでお願いします)

2015年4月11日土曜日

【転載情報】Fw:祝島漁協補償金問題について(上関原発を建てさせない山口県民大集会事務局より)

上関原発を建てさせない山口県民大集会の新事務局長の三原さんからのメールを転載します。拡散可とのことです。

Date:    Sat, 11 Apr 2015 11:50:27 +0900 (JST)
 Subject: 祝島漁協補償金問題について
----

3・21 上関原発を建てさせない山口県民大集会賛同者の皆様

草地大作・前事務局長の後任として、新たに事務局長に就任いたしました、三原祐介と申します。よろしくお願いします。緊急にお知らせすべき内容を一斉送信メールで発信させていただきます。

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、4月14日(火)9:00より県漁協祝島支店の総会の部会が、柳井事業所にて召集されています。詳細は、

 ⇒http://blog.touminnokai.main.jp/?eid=21

をご覧下さい。

上関原発を建てさせない山口県民連絡会としましては、現地での祝島島民の会の抗議行動に、協力をすることにしています。当日、抗議行動にご参加可能な方は、8:00頃に、現地への集合をお願いいたします。
抗議行動に際しては、島民の会の責任者の方の指示に従っていただくよう、お願いいたします。

なお、当日下関より、マイクロバス(25名乗車可)を運行される模様です。
行程は、
下関市内を04:00出発ー04:20新下関ー04:40長府競艇場バス停ー05:20高速道路・宇部バス停(宇部インターからすぐ。近くに高速利用者用駐車場あり)ー07:30柳井港
の予定だそうです。
該当地域にお住まいの方で、乗車を希望される方は、事務局長三原まで、メールにてご連絡ください。

以上、よろしくお願いします。
(転載ここまで)

2015年4月10日金曜日

アースデイ東京2015(4/18・4/19、代々木公園)に出展します。

上関どうするネットは、アースデイ東京2015(4/18・4/19代々木公園)にブースを出します。
詳しくは→ http://www.earthday-tokyo.org/2015/04/03/1662
「若者、東北・福島支援、社会福祉、政治・経済、アート&ピース」のカテゴリーです。

祝島から取り寄せた品物や、わたくしどもで作成したリーフレット、上関原発に反対する広島県、山口県の4人が被告になっているSLAPP訴訟についての案内などを用意して、お待ち申し上げます。

2015年2月16日月曜日

【署名募集】「“守れ! いのちの海・上関(かみのせき)” 裁判所に現地検証を求める全国署名にご協力を!! 」

上関の自然を守る会からの要請(http://kaminosekimamoru.seesaa.net/article/414034914.html)を転載します。末尾に pdf 版の裁判所への要請書(署名欄つき、15/2/17に取扱団体が入っていない版に差し替えました)と、趣意書のpdf版へのリンクと、jpeg画像を掲載します。拡散希望です。

“守れ! いのちの海・上関(かみのせき)” 
裁判所に現地検証を求める全国署名にご協力を!!

◆山口県知事の強引な公有水面埋立免許交付
2008年10月22日、山口県知事は中国電力が上関原発建設のために提出した公有水面埋立免許願書に対し、地元祝島や全国の多くの方々の声に耳を傾けることなく、免許を交付しました。

◆暮らしを守るために立ちあがった祝島の漁業者
地元祝島の漁業者74名は、埋立によって漁業者の生業はもとより農業にも甚大な被害をこうむる上、ひとたび原発事故が起これば避難のすべもなく生存権が脅かされるとして「公有水面埋立免許取消訴訟」を提訴しました。

◆上関の自然を守るため「上関自然の権利訴訟」(公有水面埋立免許取消訴訟)提訴
上関の希少な野生生物6種と上関の自然を守る会および上関原発を建てさせない祝島島民の会は、埋立により自然の恵みを享受する権利が脅かされ、原発事故により生命身体の危険にさらされるとして全国の賛同者と「上関自然の権利訴訟(公有水面埋立免許取消訴訟)」を提訴しました。

◆上関原発予定地/祝島の現地検証を実現させよう!!
これまで山口地方裁判所において書面審理を中心に裁判が開かれてきましたが、昨年5月に裁判長が交替し原告適格を争点とした論点整理が行われようとしています。ここで油断すると門前払いをくらいかねません。原告団/弁護団として上関の生態系の素晴らしさや祝島の人々が原発予定地に向き合って暮らして行かねばならない実情を伝えるため、裁判所に対して現地検証を行い十分な審理を尽くし公正な判決を求める全国署名を別添のとおり、行うことにしました。

◆全国署名が大きな力に!!
まさに今が正念場です!!公判の日程との関係上、第一次集約日が4/30と非常に短期間での取り組みです。一人でも多くの方に趣旨を説明し、署名を集めていただくよう、お願い致します。

◆署名用紙および署名趣旨は下記からダウンロードをお願いします
  • 署名欄あり 「山口地方裁判所 民事部御中 『上関自然の権利訴訟』/『公有水面埋立免許取消訴訟』について現地検証を行い十分な審理を尽くし公正な判決を求める要請書」(取り扱い団体なし版)
  • 趣意書「“守れ! いのちの海・上関” 裁判所に現地検証を求める全国署名にご協力を!!」 


2015年2月3日火曜日

国会ニュースNo. 14を発行しました。

国会ニュース第14号ができましたので、Yahoo!ボックスにアップロードし、公開しました。
pdfで、裏表 2ページです。
国会議員への情報提供を念頭に作成しているものですが、自由にダウンロードいただき、 ご活用いただければ幸いです。
今回は、選挙後初でもあり、上関原発建設計画の基本的な部分について取り上げました。
そして、上関どうするネットのメンバーである竹村英明さん(エナジーグリーン社)によるコラム「エネルギー辞典」は、「市民電力発電所」です。

以下に、jpegに変換した画像を添付します。