2022年11月13日日曜日

山口県知事あてに、要請書を提出

 上関どうするネットは、山口県知事あてに、中国電力の公有水面埋め立ての竣工期間伸長許可申請に対して、許可しないことを求める要請書を、2022年11月9日付けで送付しました。以下に、要請書のイメージファイルを添付します。pdf ファイルは https://drive.google.com/file/d/1MJzgIy9Z63s0k4Ry3pg5SWaJr0yXn9ZE/view?usp=sharing にアップロードしましたので、必要に応じ、ご利用ください。

山口県知事村岡嗣政様要請書

2022年10月17日月曜日

上関町長選および町議補欠選挙への、全国からの注目の要請、および、「布メッセージ」の送付、「紙メッセージ」のFAX送付の呼びかけ

上関町長選および町議補欠選挙への、全国からの注目の要請、および、「布メッセージ」の送付、「紙メッセージ」のFAX送付の呼びかけ
*「3.11フクシマを忘れない広島県東部市民ネットワーク」共同代表の石岡真由海さんが作成くださった、応援チラシを下に掲げます。

山口県上関町で、町長だった柏原重海さんが病気により退職したことにともない、上関町長選が行われることになりました(今月18日告示、23日投開票)。この町長選に、木村力(きむら・つとむ)さんが立候補を表明しました。(木村さんは上関原発計画地対岸にある祝島在住の元教員で、祝島の前自治会長、現在は「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の運営委員です。祝島では住民の90%が上関原発計画に反対しています。)

もう一人、町長選への立候補を表明しているのは、上関町議会議長だった西哲夫さんです。西さんはこの立候補により町議を辞職し、町議補選が町長選と同時に行なわれることになっています。その補選に祝島の堀田圭介さんが立候補を表明しています。

前町長の柏原さんは、上関町全体での町おこしを主眼にした行政を行なって来ました。そのため、祝島住民は、過去二回の町長選で候補を擁立しませんでした。しかし、岸田首相が先日、原発の新増設を推進する態度を明らかにしたため、祝島では危機感が高まり、西さんへの対立候補として、木村さんを町長候補として擁立するに至った、とのことです。

上関どうするネットは、以下の二つの点から、この選挙を戦う祝島を応援します。
(1)当ネットは、危険でコストの高い原発がない社会を目指しています。また、東京を中心に活動しているグループとして、大消費地での電力供給のために遠隔地域に原発が建てられてきた歴史を反省し、原発の新増設に反対します。
(2)上関町には、原発計画により地域社会が分断された経験を越え、原発計画から自立した自治体として、地域おこしに引き続き取り組んでいっていただきたいと考えています。

中国地方在住の、上関原発計画に反対する有志の皆さんから、「全国からの注目」の要請、および現地への「『布メッセージ』の送付」と「『紙メッセージ』の送信」の呼びかけが届き、上関どうするネットも、これを一緒に呼びかけることにしました。

全国からこの選挙にぜひ注目いただき、また、「布メッセージ」および「紙メッセージ」を以下にお送りいただけるよう、お願いします。

【布メッセージ送り先】
〒742-1401 山口県熊毛郡上関町祝島267-1
橋本様方(布メッセージ同封)

【紙メッセージ送り先】 FAX番号 0820-66-2341(橋本様気付)

また、カンパをしたいという方は、以下の、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」までお願いします。
●郵便振替の場合
加入者名:祝島島民の会
口座番号:01390-4-67782
●ゆうちょ銀行への振込の場合
加入者名:祝島島民の会
店名:五五八
普通預金番号:2393147

以上



上関町長選は「#みんなの選挙だ」チラシ
(石岡真由海さん作成)

2022年9月18日日曜日

国会ニュース第25号(2022年9月15日付)を発行しました

上関どうするネットが、不定期で、国会議員および一般のみなさまに上関原発建設計画問題について知っていただきたく作成している「国会ニュース」の第25号(2022/09/15付)ができあがりました。pdf 版を https://drive.google.com/file/d/1feCqaE3Q_121KvqKez7PMkPGPHBmoE2N/view  よりダウンロードいただけます(おもてうら2ページ)。下の画像は、2ページを見開きにしたイメージファイルです。内容は、おもて面には、上関原発計画がいかに有名無実化しているかをまとめ、裏面には、先日公開したオンライントーク動画の内容をまとめました。ぜひご一読ください!




2022年9月10日土曜日

動画公開>オンライントーク「いらんじゃろう!上関原発2022 ~人も自然も生きものも~」(2022年8月21日収録)

 

オンライントーク「いらんじゃろう!上関原発2022 ~人も自然も生きものも~」(2022年8月21日収録)を公開しました。

(ぶら下げ部分は2022/09/12の追記です)
登壇順はだいたい以下の通りです。
● 当ネットの菅波(すげなみ)による活動紹介
● 佐藤正典さん(鹿児島大学名誉教授)「上関:瀬戸内海の原風景が残る場所」(約30分)
● 芦原康江さん(さよなら島根原発ネットワーク)「安全が保障されない島根原発にNO」(約30分)
● 上関原発を建てさせない祝島島民の会の清水敏保さん(代表)、橋本久男さん(運営委員)、わたやのともこさん(運営委員)「上関原発計画から40年を振り返って」
● 清水康博さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会青年部)「未来を見据えた上関町本土との関わり方、祝島を存続させていくためには」
● 全員に参加いただいての座談会(20分)

8月21日(日)、山口県上関町祝島の皆さん、佐藤正典さん(鹿児島大学名誉教授)、芦原康江さん(さよなら島根原発ネットワーク)ご参加のもとに、オンライントーク「いらんじゃろう!上関原発2022 ~人も自然も生きものも~」を収録しました。

収録3日後、政府は唐突に、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを議論する「GX(グリーン・トランスフォーメーション)実行会議」で、原発の運転期間の延長や、再稼働、革新軽水炉新増設を検討する方針を示しました。しかし、オンライントークの中で語られたように、原発は決して脱炭素化のツールとして有用なものではありません。かえって海をあたため、小さな生き物の命を奪う装置であり、常にハイリスクなもので、私たちは到底認めることはできません。

島根でも祝島でも原発は人々の暮らしの中に重くのしかかっています。そうした重しをはね返しながら未来に向かって力強く進んでいこうとする島根や祝島の皆さんをぜひ応援していきましょう。

(以下の動画は今回のオンライントークのチラシですが、動画へのリンクとなっております)