このたびは、中国電力東京支社への要請書への署名募集を広くよびかけていただき、ありがとうございました。以下に、申し入れに行ったメンバーから報告が届きました。実際に提出した要請書のファイルをアップロードしました。
- 2012-02-21_上関原発計画に関する中国電力への要請書_提出版.pdf → http://goo.gl/wjJ52
昨日、中国電力東京支社に対して、どうするネットのメンバーなど15名ほどで上関原発計画の中止を申し入れました。
今回の要請については、どうするネットのブログなどを通じて、賛同を呼びかけましたが、わずか一週間程度の短期間でしたが、全国47都道府県(全部!)から個人2,448名、団体63団体、あわせて、2,511件の賛同を頂き、そのリストとともに、中国電力東京支社の担当者に手渡しました。
この行動には、社民党党首の福島瑞穂議員も同行してくださいました。
中国電力東京支社に対して、今回、どうするネットとして、上関原発計画に関する申し入れへの対応を求めたところ、当初の回答は、「東京支社には、そのような要請に対応する機能(?)がないので、広島の本社に直接送ってほしい」という、実にそっけないものでした。
「以前にも東京支社に申し入れをしたことがあるし、上関原発計画については、東京周辺の市民も、切実な問題だと受け止めていることを理解して、きちんと対応してほしい」と粘り、なんとか、東京支社として、要請書を受け取るところまでは認められましたが、その後も、「大勢の人を受け入れる部屋がない」「ビルのセキュリティの都合で、東京事務所に入れるのは3名まで。入り口で全員のフルネームを書くように」などと、いろいろな注文を付けてきました。
このあたりについては、福島議員からも、きちんとした対応を求めるように要請をしてもらいましたが、最終的に、中国電力東京支社の対応としては、「5名までなら25階のオフィスに入れて対応する」ということでした。
天下の大企業が、5人以上の来客を受け入れるスペースがないなど、とても信じられる話ではありません。実際に、要請行動には15名ほどのメンバーが集まって、予定時間の少し前から、中国電力東京支社の入っている、東京駅日本橋口そばのビルの前の歩道で、バナーを掲げてアピールを始めたところでしたので、少人数でオフィスに入るよりも、路上で受け渡しをしたほうが良いだろうという現場の判断で、急遽、路上で要請書を読み上げ、中国電力側の担当者に手渡すことにしました。
中国電力東京支社の担当者は、「広島の本社に伝えます」という回答でした。
予想された通りではありますが、人間味のない対応だったと思います。
3/11の福島原発事故を受けて、もはや、新規の原発建設などは、絶対に認められないことです。一日も早く、中国電力と政府に、上関原発計画の中止を決断させるように、引き続き、声を上げていきたいと思います。
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